七草夢物語
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歌詞(問題文)
(からめとったそのゆびさきでかたちどったあきのしらべ)
絡めとったその指先で 形どった秋の調べ
(まだゆれているゆめうつつはなしてくれぬむくげのかこ)
まだ揺れている夢うつつ 離してくれぬ木槿の過去
(からしきったなみだのいろとうめいでうつくしくて)
枯らし切った涙の色 透明で美しくて
(はぐれたりょうのてをうれうたおやかにゆるみだますかお)
はぐれた両の手を憂う 嫋やかに緩み、騙す顔
(ゆめのときがやがておわるときんもくせいのかおりでは)
夢の時がやがて終わると 金木犀の香りでは
(おもいでにふたはできずにかえるばしょをなくしたわ)
思い出に蓋は出来ずに 帰る場所をなくしたわ
(こぼれおちたじゅうさんやのこいうつろってもうらみましょう)
零れ落ちた十三夜の恋 移ろっても恨みましょう
(こころとからだがはぐれていたいのいたいのかえしてほしい)
心と体がはぐれて 痛いの痛いの返してほしい
(なまえもしらぬだれのことよあけまでうらみましょう)
名前も知らぬ誰のこと 夜明けまで恨みましょう
(いたずらにふとはしゃぐかおたばかるあなたがはなれない)
いたずらにふとはしゃぐ顔 謀るあなたが離れない
(かさねあったひのゆうだちにもとめあったりゆうをさがす)
重ねあった日の夕立に 求めあった理由を探す
(なきじゃくったようななでしことゆるやかにかおをだすよると)
泣きじゃくったような撫子と 緩やかに顔を出す夜と
(うつろかすかなつきあかりがはしりさったさちをてらす)
虚ろ微かな月明かりが走り去った幸を照らす
(いきばのないかんじょうのとばりみがかれるまでゆるさないわ)
行き場のない感情の帳 身が枯れるまで許さないわ
(はがれおちたじゅうさんやのこいのろうようにあいしましょう)
剥がれ落ちた十三夜の恋 呪うように愛しましょう
(もうもくのままおどらせてつめたいつめたいよいのそらで)
盲目のまま踊らせて 冷たい冷たい宵の空で
(となりでわらうきょうとともにつみぶかくそまりましょう)
隣で笑う今日とともに 罪深く染まりましょう
(あさになればきえてしまうまぼろしそれでもかまわない)
朝になれば消えてしまう 幻それでも構わない
(ききょうがさきみだれたみちでちんとんしゃんとおとがして)
桔梗が咲き乱れた道で ちんとんしゃんと音がして
(ゆめのときがはじまればかえるばしょはいらないわ)
夢の時が始まれば 帰る場所はいらないわ
(こぼれおちたじゅうさんやのこいうつろってもうらみましょう)
零れ落ちた十三夜の恋 移ろっても恨みましょう
(こころとからだがはぐれていたいのいたいのかえしてほしい)
心と体がはぐれて痛いの痛いの返してほしい
(なまえもしらぬだれのことよあけまでうらみましょう)
名前も知らぬ誰のこと 夜明けまで恨みましょう
(いたずらにふとはしゃぐかお)
いたずらにふとはしゃぐ顔
(たばかるあなたがはなれない)
謀るあなたが離れない
(たばかるあなたがうらめしい)
謀るあなたが恨めしい