「vivy 13話」マツモトのセリフその１

(まずはかくにんさせてください！あなたは・・・)

まずは確認させてください！あなたは…

(ヴぃヴぃ「まつもと」)

ヴィヴィ「マツモト」

(・・・このでーた！)

…このデータ！

(ではいまのあなたは・・・)

では今のあなたは…

(ヴぃヴぃ「しんぎゅらりてぃけいかくをすいこうする」)

ヴィヴィ「シンギュラリティ計画を遂行する」

(ぼくがもっています。おそらくつうようするでしょう)

僕が持っています。おそらく通用するでしょう

(それによりえいせいのらっかをふせぐこともかのうなはずです)

それにより衛星の落下を防ぐことも可能なはずです

(いますぐとびだしていかないでくださいよ)

今すぐ飛び出していかないでくださいよ

(たしかにいまこのときもａｉたちはあばれています)

確かに今この時もＡＩ達は暴れています

(ですがそれらすべてをとめるためにきょうりょくをあおいだんでしょう？)

ですがそれら全てを止めるために協力を仰いだんでしょう？

(ていしぷろぐらむはどこで？)

停止プログラムはどこで？

(ヴぃヴぃ「うたうばしょはきめてあるから。あらやしきはまかせていい？」)

ヴィヴィ「歌う場所は決めてあるから。阿頼耶識は任せていい？」

(すーぱーａｉのぼくでもあーかいぶのあいてはきびしいですが)

スーパーＡＩの僕でもアーカイブの相手は厳しいですが

(すこしのあいだあなたのうたにみみをかたむけさせるくらいはやってみせますよ)

少しの間あなたの歌に耳を傾けさせるくらいはやってみせますよ

(ヴぃヴぃ。きくのはやぼかとはおもうんですがこれだけは。うたえるんですね？)

ヴィヴィ。聞くのは野暮かとは思うんですがこれだけは。歌えるんですね？

(ヴぃヴぃ「・・・たぶん。きっとだいじょうぶ」)

ヴィヴィ「…多分。きっと大丈夫」

(すこしざんねんですよ。おもえばぼくはあなたのうたをきゃくせきでちゃんときいたことがなかった)

少し残念ですよ。思えば僕はあなたの歌を客席でちゃんと聴いたことがなかった

(ヴぃヴぃ「まかせておいて。ちゃんとでぃーヴぁみたいにみんなにとどくうたを・・・」)

ヴィヴィ「任せておいて。ちゃんとディーヴァみたいにみんなに届く歌を…」

(なにいってるんですか。そんなひつようないでしょう)

何言ってるんですか。そんな必要ないでしょう

(ぼくがききたいのはでぃーヴぁのうたじゃない。あなたのうたです)

僕が聴きたいのはディーヴァの歌じゃない。あなたの歌です