不思議の国のアリス 7
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | kuma | 5332 | B++ | 5.6 | 94.6% | 354.8 | 2005 | 113 | 41 | 2024/10/20 |
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問題文
(ありすはあるいていって、もういっけんのいえをみつけました。)
アリスは歩いて行って、もう一軒の家を見つけました。
(いえのまえにはてーぶるがおいてあって、まわりに、さんがつうさぎとぼうしやと、)
家の前にはテーブルが置いてあって、周りに、三月うさぎと帽子屋と、
(ねむりねずみがすわっています。)
眠りねずみが座っています。
(ありすはそばへいって、ていねいにいいました。)
アリスはそばへ行って、ていねいに言いました。
(「こんにちは、みなさん。ここでなにをしていらっしゃるのですか」)
「こんにちは、みなさん。ここでなにをしていらっしゃるのですか」
(「なにをしているのかって、みればわかるだろう。)
「なにをしているのかって、見ればわかるだろう。
(わたしたちは、おちゃのかいをひらいているんだよ」さんがつうさぎがいいました。)
わたしたちは、お茶の会を開いているんだよ」三月うさぎが言いました。
(てーぶるのうえには、よごれたおちゃわんやおさらが、ごちゃごちゃとならんでいます。)
テーブルの上には、汚れたお茶わんやお皿が、ごちゃごちゃと並んでいます。
(ねむりねずみは、おちゃわんにかおをつっこんで、)
眠りねずみは、お茶わんに顔をつっこんで、
(ぐうぐうすやすや、いびきをかいていました。)
ぐうぐうすやすや、いびきをかいていました。
(「おちゃのかいにしては、ずいぶんよごれていますね。)
「お茶の会にしては、ずいぶん汚れていますね。
(それに、ねむっているひともいるじゃありませんか。)
それに、眠っている人もいるじゃありませんか。
(こんなおちゃのかいは、はじめてみたわ」)
こんなお茶の会は、初めて見たわ」
(ありすがいうと、ぼうしやがすましてこたえました。)
アリスが言うと、帽子屋がすまして答えました。
(「そりゃあ、よごれもするし、ねむくもなるさ。わたしたちは、もうずうっと)
「そりゃあ、汚れもするし、眠くもなるさ。私たちは、もうずうっと
(さんかげつもここにすわって、おちゃのかいをひらいているんだからな」)
三か月もここに座って、お茶の会を開いているんだからな」
(「おなじところじゃないよ。いっかいおちゃをのむと、せきがかわるのさ。)
「同じ所じゃないよ。一回お茶を飲むと、席が変わるのさ。
(ぼうしやはさんがつうさぎのいすにすわり、さんがつうさぎはぼうしやのいすにすわり)
帽子屋は三月うさぎの椅子に座り、三月うさぎは帽子屋の椅子に座り
(ぼうしやはねむりねずみのいすにすわる。こうして、ぐるぐるまわっていれば)
帽子屋は眠りねずみの椅子に座る。こうして、ぐるぐる回っていれば
(すわるところはいつもちがうし、おちゃわんもおさらもちがう。)
座るところはいつも違うし、お茶わんもお皿も違う。
(まいにちちがうところにすわって、あたらしいおちゃをのんでいることになるじゃないか」)
毎日違う所に座って、新しいお茶を飲んでいることになるじゃないか」
(ぼうしやはいいましたが、ありすはなんだか、わからなくなってきました。)
帽子屋は言いましたが、アリスはなんだか、わからなくなってきました。
(「せっかくきたんだ。いっしょにおちゃをのもうよ」)
「せっかく来たんだ。一緒にお茶を飲もうよ」
(さんがつうさぎはそういって、ありすをすわらせると、おちゃをついでくれました。)
三月うさぎはそう言って、アリスを座らせると、お茶をついでくれました。
(「ありがたいけど、このおちゃはつめたくなっているわ。)
「ありがたいけど、このお茶は冷たくなっているわ。
(さんかげつもまえにいれたおちゃですものね」)
三か月も前にいれたお茶ですものね」
(ありすは、おちゃをのむきもしませんでした。おちゃわんは、ごみだらけです。)
アリスは、お茶を飲む気もしませんでした。お茶わんは、ごみだらけです。
(「つめたくなっているって?どれ、おんどをはかってみようじゃないか」)
「冷たくなっているって?どれ、温度をはかってみようじゃないか」
(さんがつうさぎは、ぼうしやのとけいをとると、おちゃのなかへどぶんといれました。)
三月うさぎは、帽子屋の時計をとると、お茶の中へどぶんと入れました。
(「だめだよ。おちゃのおんどがとけいではかれるとおもうのかい。)
「だめだよ。お茶の温度が時計ではかれると思うのかい。
(さんかくじょうぎをつかってはかるんだぞ」)
三角定規を使ってはかるんだぞ」
(ぼうしやはあわててとけいをとりだすと、かわりにさんかくじょうぎで)
帽子屋はあわてて時計を取り出すと、かわりに三角定規で
(おちゃのおんどをはかろうとします。)
お茶の温度をはかろうとします。
(「おちゃがあついかつめたいか、とけいやさんかくじょうぎで、はかれるわけがないわ」)
「お茶が熱いか冷たいか、時計や三角定規で、はかれるわけがないわ」
(ありすはいいました。)
アリスは言いました。
(「もう、たくさんだわ。あなたたちはここで、さんかげつでもさんねんでも)
「もう、たくさんだわ。あなたたちはここで、三か月でも三年でも
(おちゃのかいをつづけていればいい。わたしはむこうへいってみるわ。もうこりごりよ」)
お茶の会を続けていればいい。私は向こうへ行ってみるわ。もうこりごりよ」
(ありすはたちあがりました。)
アリスは立ち上がりました。
(ねむりねずみも、ねぼけてたちあがると)
眠りねずみも、寝ぼけて立ち上がると
(「ねこふんじゃった、ねこふんじゃった」とねごとをいって、)
「ねこふんじゃった、ねこふんじゃった」と寝言を言って、
(また、ぐうぐうねむってしまいました。)
また、ぐうぐう眠ってしまいました。