ガリバー旅行記 17 大人国の旅
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(わたしをばかにしたものは、べつにもうひとりいました。)
私を馬鹿にしたものは、別にもう一人いました。
(そのことはまもなくかくことにしますが、たとえばけものとおもわれようと)
そのことは間もなく書くことにしますが、たとえ化け物と思われようと
(みせものにされていたときにくらべれば、おしろでのせいかつはありがたいものでした。)
見世物にされていた時に比べれば、お城での生活はありがたいものでした。
(わたしはじぶんのからだのおおきさにあった、りっぱないえをあてがわれました。)
私は自分の体の大きさに合った、立派な家をあてがわれました。
(いすやてーぶるも、ぞうげざいくをほどこしたりっぱなものです。)
椅子やテーブルも、象牙細工を施した立派なものです。
(ようふくもたくさんつくってもらい、まるでおうじさまになったようです。)
洋服もたくさん作ってもらい、まるで王子様になったようです。
(ぐらむだるくりっちは、あいかわらずやさしくせわをしてくれて)
グラムダルクリッチは、相変わらず優しく世話をしてくれて
(おかげでつかれもとれ、わたしはすっかりげんきをとりもどしました。)
おかげで疲れも取れ、私はすっかり元気を取り戻しました。
(おきさきさまはしょくじのときはいつでも、わたしをじぶんのてーぶるのうえにおき)
お妃さまは食事の時はいつでも、私を自分のテーブルの上に置き
(わたしのために、にくややさいをちいさくきざんでくれました。)
私のために、肉や野菜を小さく刻んでくれました。
(それはわたしにとって、いちにちでいちばんたのしいひとときでした。)
それは私にとって、一日で一番楽しいひと時でした。
(しかしそんなわたしを、とてもうらみにおもうものがいました。)
しかしそんな私を、とても恨みに思う者がいました。
(つまりそれが、わたしをばかにしたもうひとりのにんげんなのです。)
つまりそれが、私を馬鹿にしたもう一人の人間なのです。
(かれは、おきさきさまつきのこびとで、このきょじんのくにではめずらしい)
彼は、お妃さま付きの小人で、この巨人の国では珍しい
(せたけ9めーとるほどのこおとこでした。)
背丈9メートルほどの小男でした。
(おきさきさまはちいさいものがおすきなのでしょうか。)
お妃さまは小さいものがお好きなのでしょうか。
(わたしがくるまでは、このこびとがたいそうおきにいりだったそうです。)
私が来るまでは、この小人がたいそうお気に入りだったそうです。
(ところが、かれとはくらべようのない、もっともっとちいさなわたしがあらわれ)
ところが、彼とは比べようのない、もっともっと小さな私があらわれ
(おきさきさまにかわいがられたので、こびとはおもしろくありません。)
お妃さまに可愛がられたので、小人は面白くありません。
(わたしをみるたび「ふん、おまえか!おれは、のみかとおもった」などといって)
私を見るたび「ふん、おまえか!おれは、ノミかと思った」などと言って
など
(せせらわらったり、わたしにとってははげしいかぜのようないきをふきかけたりして)
せせら笑ったり、私にとっては激しい風のような息を吹きかけたりして
(からかうのでした。あるひ、わたしがいつものように)
からかうのでした。ある日、私がいつものように
(おきさきさまのてーぶるのうえにのせられて、しょくじがはじまりました。)
お妃さまのテーブルの上にのせられて、食事が始まりました。
(おきさきさまがちょっとせきをはずしたすきに、こびとはてーぶるにちかより)
お妃さまがちょっと席をはずしたすきに、小人はテーブルに近寄り
(わたしをつまみあげ、くりーむのはいったぎんのうつわに、わたしをなげこんでにげました。)
私をつまみ上げ、クリームの入った銀の器に、私を投げ込んで逃げました。
(とろとろしたぬまのようなくりーむのなかを、わたしはひっしにおよぎました。)
とろとろした沼のようなクリームの中を、私は必死に泳ぎました。
(さいわい、すぐにもどってきたおきさきさまにたすけあげられましたが)
幸い、すぐに戻ってきたお妃さまに助けあげられましたが
(もしわたしがおよげなかったら、くりーむのそこにしずんでしんだかもしれません。)
もし私が泳げなかったら、クリームの底に沈んで死んだかもしれません。
(「やきもちをやいて、こんなことをするとはなんてみにくいこころでしょう」)
「やきもちを妬いて、こんなことをするとは何て醜い心でしょう」
(おきさきさまはすっかりはらをたて、このひ、こびとはとうとうひまをだされました。)
お妃さまはすっかり腹を立て、この日、小人はとうとう暇を出されました。
(しかし、ありがたいおしろでのせいかつのなかでも、むしけらのようにちいさなわたしには)
しかし、ありがたいお城での生活のなかでも、虫けらのように小さな私には
(やはり、いろいろなふあんやきけんがつきまといました。)
やはり、いろいろな不安や危険が付きまといました。
(たとえば、はえもそのひとつです。このくにのはえは、すずめほどにおおきく)
例えば、ハエもその一つです。この国のハエは、スズメほどに大きく
(みみをつんざくようなおおきなおとをたててとびまわり、)
耳をつんざくような大きな音を立てて飛び回り、
(わたしのひたいやはなにとまるのです。)
私のひたいやはなにとまるのです。
(それに、たべものにとまったあとなど、きもちのわるいばいきんをのこしていきます。)
それに、食べ物にとまった後など、気持ちの悪いばい菌を残していきます。
(このくにのひとにはみえないそれが、わたしにはよくみえて、ぞっとします。)
この国の人には見えないそれが、私にはよく見えて、ぞっとします。
(はえよりもっとこわいのは、はちです。)
ハエよりもっと怖いのは、蜂です。
(あるあさ、いつものようにぐらむだるくりっちは、わたしをそとのくうきにあてるため)
ある朝、いつものようにグラムダルクリッチは、私を外の空気にあてるため
(いえごとばるこにーにおきました。)
家ごとバルコニーに置きました。
(わたしはまどをあけて、おちゃをのみながらおかしをつまみました。)
私は窓を開けて、お茶を飲みながらお菓子をつまみました。
(と、そのあまいにおいにさそわれたのでしょう、20ぴきあまりのはちが)
と、その甘い匂いに誘われたのでしょう、20匹あまりの蜂が
(ぶんぶんとおそろしいおとをたてて、いっせいにまどからとびこんできました。)
ブンブンと恐ろしい音を立てて、いっせいに窓から飛び込んできました。
(からすほどもあるおおきなはちたちは、わたしのずじょうをとびまわり)
カラスほどもある大きな蜂たちは、私の頭上を飛び回り
(おかしをぬすむもの、はねでわたしのかおをたたくもの、どくばりでおそいかかって)
お菓子を盗むもの、羽で私の顔をたたくもの、毒針で襲い掛かって
(くるものもいます。)
来るものもいます。
(「さされてたまるものか!」わたしはこしのたんけんをぬいて、)
「刺されてたまるものか!」私は腰の短剣を抜いて、
(むがむちゅうでたちむかいました。)
無我夢中で立ち向かいました。
(「ぶーん、ぶーん、ぶーん」)
「ブーン、ブーン、ブーン」
(はちはこうふんして、みんなわたしにどくばりをむけてむらがり)
蜂は興奮して、みんな私に毒針を向けて群がり
(わたしはひっしにたたかって、4ひきをしとめほかのはちたちはたんけんにおののいたか)
私は必死に戦って、4匹を仕留めほかの蜂たちは短剣におののいたか
(にげさってしまいました。)
逃げ去ってしまいました。
(しんだはちのどくばりをしらべてみると、やく3せんち、ぬいばりのように)
死んだ蜂の毒針を調べてみると、約3センチ、縫い針のように
(するどくとがっていました。)
鋭くとがっていました。
(20ぴきものはちとたたかって、どこもさされなかったのはきせきだったといえます。)
20匹もの蜂と戦って、どこも刺されなかったのは奇跡だったといえます。
(わたしはこのはりをきねんにしまっておき、ずっとのち、ほかのめずらしいしなものといっしょに)
私はこの針を記念にしまっておき、ずっとのち、ほかの珍しい品物と一緒に
(いぎりすへもちかえり、ほうぼうでてんらんかいをひらいて、ひとびとをおどろかせたのでした。)
イギリスへ持ち帰り、ほうぼうで展覧会を開いて、人々を驚かせたのでした。