透明ララバイ
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歌詞(問題文)
(くらいうみにしずんでいく)
暗い海に沈んでいく
(いろをうしなったおもいでのかけら)
色を失った 想い出の欠片
(めをこらすほどいろあせていく)
目を凝らすほど色褪せていく
(とうめいなせかいにぼくだけがのこった)
透明な世界に僕だけが残った
(こどくなゆめのなかであばれだす)
孤独な夢の中で暴れ出す
(かなしみでふさがれたきずあと)
悲しみで塞がれた傷跡
(もがきながらふるえながら)
もがきながら 震えながら
(のばしたてをだれかがにぎった)
伸ばした手を誰かが握った
(とうめいなせかいにふりそそぐ)
透明な世界に降り注ぐ
(きみというひかりがまぶしすぎて)
君という光が眩しすぎて
(なきたいそうおもったからだごと)
泣きたい...そう思った体ごと
(あたたかなそのてにつつまれていく)
温かなその手に包まれていく
(ふかいうみのそこまでしずんでいく)
深い海の底まで沈んでいく
(いろどりをうしなったこころを)
彩りを失った心を
(ただよりそっていたわるように)
ただ寄り添って 労わるように
(みさきのひがしずかにてらす)
岬の灯が静かに照らす
(とうめいなこころにともされた)
透明な心に灯された
(きみというひかりがやさしすぎて)
君という光が優しすぎて
(なきたいしょうどうをまたこらえたら)
泣きたい衝動をまた堪えたら
(きみがわらっていった)
君が笑って言った
(ないてもいいんだよ)
「泣いても、いいんだよ...
(だいじょうぶきみはひとりじゃない)
大丈夫。君は、独りじゃない」
(つむがれたことばがむねをついて)
紡がれた言葉が胸を突いて
(なかないそうおもってかたくした)
泣かない...そう思って固くした
(まぶたにそっとおちるきみのなみだ)
瞼にそっと落ちる 君の涙
(とうめいなしずくがふりそそぎ)
透明な雫が降り注ぎ
(つよがりなこころがほどかれていく)
強がりな心が解かれていく
(やがてなきつかれてねむるまで)
やがて泣き疲れて眠るまで
(つないだぬくもりをはなさないで)
繋いだ温もりを、離さないで...
(やさしいゆめのなかへきみとおよいでいこう)
優しい夢の中へ...君と、泳いでいこう