Missing

(きみはとつぜんぼくのまえからいなくなった)

君は突然僕の前から居なくなった

(からだだけのこしてどこかへきえたんだ)

カラダだけ残してどこかへ消えたんだ

(いばしょのてがかりをさがしてへやをひっくりかえした)

居場所の手掛かりを探して部屋をひっくり返した

(ほんとうにとつぜん？いつからいないのかさえわからない)

本当に突然？いつから居ないのかさえわからない

(いなくなったりゆうなどこころあたりばっかりで)

居なくなった理由など心当たりばっかりで

(きみのかんがえてたことなんかすこしもわからない)

君の考えてたことなんか少しもわからない

(いくあてもないけどいえをとびだしたんだ)

行く当てもないけど家を飛び出したんだ

(ぼくとうつるきみのえがおのしゃしんをいちまいもって)

僕と写る君の笑顔の写真を一枚持って

(とびうおのみちあんないしゃべるき)

トビウオの道案内喋る木

(りあるとあんりあるのこっきょうをわたり)

リアルとアンリアルの国境を渡り

(きみをさがしていくせんのよるをこえてぼくはきみとの)

君を探して幾千の夜を越えて僕は君との

(おもいでをおもいだしてた)

想いでを思い出してた

(たからもののようなさ)

宝物のようなさ

(きみをさがしてたびにでたんだ)

君を探して旅に出たんだ

(きみのすきだったばしょへ)

君の好きだった場所へ

(あえたらはなしたいことばっかりだよ)

逢えたら話したいことばっかりだよ

(きみをさがしてよるをこえていく)

君を探して夜を越えていく

(ぼくはきみをおもいだしてた)

僕は君を思い出してた

(きみをさがしてよるをこえていく)

君を探して夜を越えていく

(ぼくはきみをおもいだしてた)

僕は君を思い出してた

(いつだってぼくはじぶんのことでいっぱいで)

いつだって僕は自分のことで一杯で

(きみのきもちなんかわかってるようでわかってなかった)

君の気持ちなんかわかってるようでわかってなかった

(ちゃんとわたしをみてといわれたそのこえも)

ちゃんと私を見てと言われたその声も

(きおくがゆがんでてちゃんとおもいだせないんだ)

記憶が歪んでてちゃんと思い出せないんだ

(みどりのさるとなくろぼっと)

緑の猿と泣くロボット

(はたらきすぎでひとがしんでいくしまをとおり)

働き過ぎで人が死んでく島を通り

(きみをさがしていくせんのよるをこえてぼろぼろのりゅっくに)

君を探して幾千の夜を越えてボロボロのリュックに

(きみにいいたいことばがいっぱいつまってる)

君に言いたい言葉がいっぱい詰まってる

(きみをさがしてたびにでたんだ)

君を探して旅に出たんだ

(ぐしゃぐしゃになったいちまいのしゃしん)

ぐしゃぐしゃになった一枚の写真

(ぼくだけわらってないんだ)

僕だけ笑ってないんだ

(これってもしかして)

これってもしかして

(ぼくをさがしてたびにでたんだ)

僕を探して旅に出たんだ

(さきにいなくなったぼくを)

先に居なくなった僕を

(からだだけのこしてとおくにいったぼくを)

身体だけ残して遠くに行った僕を

(むかえにいってくれてたんだ)

迎えに行ってくれてたんだ

(きみのすきなばしょじゃなくて)

君の好きな場所じゃなくて

(ぼくのすきなばしょにきみはいるんだね)

僕の好きな場所に君はいるんだね

(ぼくをさがしてたびにでたんだ)

僕を探して旅に出たんだ

(きみのまえからいなくなったぼくを)

君の前から居なくなった僕を

(ぼくをさがしてたびにでたんだ)

僕を探して旅に出たんだ

(きみのまえからいなくなったぼくを)

君の前から居なくなった僕を