白雪姫 2
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HAKU | 7068 | 王 | 7.3 | 96.7% | 267.4 | 1956 | 66 | 48 | 2024/12/10 |
2 | 777 | 6026 | A++ | 6.3 | 95.2% | 308.8 | 1958 | 97 | 48 | 2024/11/29 |
3 | りく | 5809 | A+ | 6.0 | 96.7% | 336.2 | 2022 | 69 | 48 | 2024/12/20 |
4 | りり | 4968 | B | 5.1 | 96.0% | 395.9 | 2051 | 84 | 48 | 2024/12/15 |
5 | m | 4857 | B | 5.2 | 93.5% | 374.9 | 1956 | 135 | 48 | 2024/12/09 |
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問題文
(とうとう、おきさきは、しらゆきひめをころそうとおもいつきました。)
とうとう、お妃は、白雪姫を殺そうと思いつきました。
(それで、かりうどをよびよせていいました。)
それで、狩人を呼び寄せて言いました。
(「しらゆきひめをもりのなかへつれていきなさい。)
「白雪姫を森の中へ連れて行きなさい。
(あのこはいやなこです。わたしはもうみたくない」)
あの子は嫌な子です。私はもう見たくない」
(「はい、それではおつれしましょう」)
「はい、それではお連れしましょう」
(「それだけではいけない。あのこを、かたなでさしころしなさい」)
「それだけではいけない。あの子を、刀で刺し殺しなさい」
(「えっ、おひめさまをさしころす?」)
「えっ、お姫さまを刺し殺す?」
(かりうどはぎょっとして、おきさきをみあげました。)
狩人はぎょっとして、お妃を見上げました。
(「なに、いやだというのかい?」)
「なに、嫌だと言うのかい?」
(おきさきは、かりうどをにらみつけました。)
お妃は、狩人をにらみつけました。
(「いえ・・・、あの・・・」)
「いえ・・・、あの・・・」
(かりうどはくちごもりました。)
狩人は口ごもりました。
(あのうつくしいしらゆきひめを、さしころすなんておもっただけでも、ぞっとします。)
あの美しい白雪姫を、刺し殺すなんて思っただけでも、ぞっとします。
(「いやとはいわせぬ。しらゆきひめをころしたら、)
「嫌とは言わせぬ。白雪姫を殺したら、
(そのしょうこに、あのこのはいときもをもってくるのです」)
その証拠に、あの子の肺と肝を持ってくるのです」
(「は、はい、しょうちしました」)
「は、はい、承知しました」
(かりうどは、しかたなしに、しらゆきひめをもりへつれだしました。)
狩人は、仕方なしに、白雪姫を森へ連れ出しました。
(なにもしらないしらゆきひめは、)
何も知らない白雪姫は、
(「あら、もりへつれていってくださるの、うれしいわ」)
「あら、森へ連れて行ってくださるの、うれしいわ」
(と、うさぎのようにとびはねて、かりうどについてもりへやってきました。)
と、うさぎのように飛び跳ねて、狩人について森へやってきました。
(「まあ、おおきなき、おおきなえだ、みどりがいっぱい」)
「まあ、大きな木、大きな枝、緑がいっぱい」
(うつくしいひとみをかがやかせて、しらゆきひめはいいました。)
美しい瞳を輝かせて、白雪姫は言いました。
(「ああ、こんなかわいいこをさしころすのか」)
「ああ、こんなかわいい子を刺し殺すのか」
(かりうどは、ためいきをつきました。)
狩人は、ため息をつきました。
(が、おもいきってかたなをぬき、ひめのむねをつきさそうとしました。)
が、思い切って刀を抜き、姫の胸を突き刺そうとしました。
(しらゆきひめはびっくりして、なきなきいいました。)
白雪姫はびっくりして、泣き泣き言いました。
(「かりうどさん、おねがい。わたしをころさないで。)
「狩人さん、お願い。私を殺さないで。
(わたしは、もうぜったい、おしろにかえりませんから」)
私は、もう絶対、お城に帰りませんから」
(なみだをためたしらゆきひめの、そのうつくしいこと。)
涙をためた白雪姫の、その美しいこと。
(かりうどには、もうとてもころせませんでした。)
狩人には、もうとても殺せませんでした。
(かりうどは、かたなをさやにおさめました。)
狩人は、刀をさやにおさめました。
(「それでは、おひめさま、もっともっともりのおくへおにげなさい」)
「それでは、お姫さま、もっともっと森の奥へお逃げなさい」
(「ありがとう、かりうどさん」)
「ありがとう、狩人さん」
(「いそぐのですよ。はしって、はしって」)
「急ぐのですよ。走って、走って」
(しらゆきひめは、かりうどにみおくられて、もりのおくへとはしっていきました。)
白雪姫は、狩人に見送られて、森の奥へと走っていきました。
(「かわいそうに・・・。もりには、おそろしいけだものがいる。)
「かわいそうに・・・。森には、恐ろしいけだものがいる。
(すぐに、たべられてしまうかもしれないのになあ」)
すぐに、食べられてしまうかもしれないのになあ」
(とかりうどはおもいました。)
と狩人は思いました。
(けれども、うつくしいしらゆきひめをじぶんがころさずにすんだので、ほっとしました。)
けれども、美しい白雪姫を自分が殺さずに済んだので、ほっとしました。
(「ああ、しかし、はいときもをどうしよう」)
「ああ、しかし、肺と肝をどうしよう」
(ころしたしょうこに、はいときもをわるいおきさきにみせなければなりません。)
殺した証拠に、肺と肝を悪いお妃に見せなければなりません。
(かりうどがこまってかんがえていると、ちょうどそのとき)
狩人が困って考えていると、ちょうどその時
(いのししがこちらへはしってきます。)
いのししがこちらへ走ってきます。
(「しめた!」)
「しめた!」
(かりうどは、いのししをぐさっとしとめ、)
狩人は、いのししをぐさっとしとめ、
(そのはいときもをきりとって、おしろにもちかえりました。)
その肺と肝を切り取って、お城に持ち帰りました。
(「おきさきさま、これがしらゆきひめのはいときもでございます」)
「お妃さま、これが白雪姫の肺と肝でございます」
(おきさきは、それをにこんでたべてしまいました。)
お妃は、それを煮込んで食べてしまいました。