白雪姫 3
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | m | 4426 | C+ | 4.7 | 93.7% | 488.7 | 2318 | 155 | 58 | 2024/11/12 |
2 | BE | 3864 | D++ | 4.2 | 92.5% | 553.7 | 2326 | 186 | 58 | 2024/11/03 |
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問題文
(しらゆきひめは、ひとりぼっちになりました。)
白雪姫は、ひとりぼっちになりました。
(いけばいくほど、うすぐらいおおきなもりがつづいています。)
行けばいくほど、薄暗い大きな森が続いています。
(もう、こわくてこわくてたまりません。)
もう、怖くて怖くてたまりません。
(いしっころをふみふみ、いばらのあいだをかきわけ、)
石っころをふみふみ、いばらの間をかき分け、
(むちゅうではしりつづけました。)
夢中で走り続けました。
(おそろしいけだものが、そばをとおりましたが、)
恐ろしいけだものが、そばを通りましたが、
(しらゆきひめがとてもかわいらしかったからでしょう、なにもしませんでした。)
白雪姫がとても可愛らしかったからでしょう、何もしませんでした。
(やがて、ゆうがたになりました。)
やがて、夕方になりました。
(はしって、はしって、もうおしまいとおもったとき)
走って、走って、もうおしまいと思った時
(「おやっ!」)
「おやっ!」
(すぐむこうにちいさないえがみえます。)
すぐ向こうに小さな家が見えます。
(きのこのような、かわいいいえです。)
きのこのような、かわいい家です。
(しらゆきひめは、そばへいって、そうっとなかをのぞきました。)
白雪姫は、そばへ行って、そうっと中をのぞきました。
(「あら、だあれもいないみたい。だれのおうちかしら」)
「あら、だあれもいないみたい。誰のおうちかしら」
(しらゆきひめは、おそるおそる、なかへはいってみました。)
白雪姫は、おそるおそる、中へ入ってみました。
(「まあ、なんてかわいいおうち」)
「まあ、なんてかわいいおうち」
(ほんとに、おいてあるものは、なにもかもちいさいいえでした。)
ほんとに、置いてあるものは、何もかも小さい家でした。
(しろいきれのかかったちいさいてーぶる。)
白いきれのかかった小さいテーブル。
(そのうえにのっている、ななまいのちいさいおさら。)
その上にのっている、七枚の小さいお皿。
(おさらについている、ちいさいななほんのすぷーん。)
お皿についている、小さい七本のスプーン。
(きちんとならんでいる、ななほんのちいさいないふとふぉーく。)
きちんと並んでいる、七本の小さいナイフとフォーク。
(かべぎわには、まっしろなかばーのかかった)
壁際には、真っ白なカバーのかかった
(ななつのちいさいべっどがならんでいます。)
七つの小さいベッドが並んでいます。
(「ずいぶん、きれいずきなひとたちがすんでいるんだわ、きっと」)
「ずいぶん、きれい好きな人たちが住んでいるんだわ、きっと」
(とひめはおもいました。)
と姫は思いました。
(おさらにはやさいとぱん、こっぷにはあかいぶどうしゅがはいっています。)
お皿には野菜とパン、コップには赤いぶどう酒が入っています。
(「まあ、おいしそうだこと」)
「まあ、おいしそうだこと」
(しらゆきひめは、おなかがぺこぺこでした。)
白雪姫は、おなかがぺこぺこでした。
(のども、からからでした。)
のども、からからでした。
(だまってとってたべるのはわるいけれど、)
黙って取って食べるのは悪いけれど、
(まず、いちばんめのおさらから、やさいとぱんをすこしとってたべました。)
まず、一番目のお皿から、野菜とパンを少しとって食べました。
(にばんめのこっぷから、ぶどうしゅをすこしのみました。)
二番目のコップから、ぶどう酒を少し飲みました。
(そうやって、ななつのおさらとこっぷから)
そうやって、七つのお皿とコップから
(じゅんぐりに、すこしずつたべたりのんだりしました。)
じゅんぐりに、少しずつ食べたり飲んだりしました。
(なぜって、どれかひとつからぜんぶとってたべたら)
なぜって、どれか一つから全部取って食べたら
(そのひとがかわいそうだとおもったからです。)
その人がかわいそうだと思ったからです。
(「ああ、おいしかった。なんだかねむくなっちゃった」)
「ああ、おいしかった。なんだか眠くなっちゃった」
(しらゆきひめは、かべぎわにならんだ、ちいさいななつのべっどによこになりました。)
白雪姫は、壁ぎわに並んだ、小さい七つのベッドに横になりました。
(くらくなったころ、このいえにすんでいるひとたちがかえってきました。)
暗くなったころ、この家に住んでいる人たちが帰ってきました。
(それは、しちにんのこびとでした。)
それは、七人のこびとでした。
(こびとたちは、やまのなかでてつやきんをほっているのです。)
こびとたちは、山の中で鉄や金を掘っているのです。
(いえにはいると、しちにんのこびとたちは、ちいさいななつのあかりをつけました。)
家に入ると、七人のこびとたちは、小さい七つの明かりをつけました。
(とたんに、こびとたちはいっせいにさけびたてました。)
とたんに、こびとたちはいっせいに叫びたてました。
(「おやっ、おかしいぞ」)
「おやっ、おかしいぞ」
(あさ、でかけたときと、いえのようすがすこしちがっているのにきがついたのです。)
朝、出かけた時と、家の様子が少し違っているのに気がついたのです。
(「だれが、ぼくのいすにこしかけたんだ?」)
「だれが、僕の椅子に腰かけたんだ?」
(「だれが、ぼくのぱんをちぎったんだ?」)
「だれが、僕のパンをちぎったんだ?」
(「だれが、ぼくのやさいをとってたべたんだ?」)
「だれが、僕の野菜をとって食べたんだ?」
(「だれが、ぼくのふぉーくでさしたんだ?」)
「だれが、僕のフォークでさしたんだ?」
(「だれが、ぼくのないふできったんだ?」)
「だれが、僕のナイフで切ったんだ?」
(「だれが、ぼくのこっぷからのんだんだ?」)
「だれが、僕のコップから飲んだんだ?」
(「おやっ、ぼくのべっどでだれかがねているぞ」)
「おやっ、僕のベッドで誰かが寝ているぞ」
(と、しちにんはくちぐちにさけびました。)
と、七人は口ぐちに叫びました。
(みんながべっどのそばにかけよって、あかりをさしかけました。)
みんながベッドのそばに駆け寄って、明かりをさしかけました。
(すると、かわいいうつくしいおんなのこが、すやすやねむっているではありませんか。)
すると、可愛い美しい女の子が、すやすや眠っているではありませんか。
(「あれまあ、なんてきれいなこだろう。みたこともないよ」)
「あれまあ、なんてきれいな子だろう。見たこともないよ」
(「よほどつかれてるんだね。ねむらせておこうじゃないか」)
「よほど疲れてるんだね。眠らせておこうじゃないか」
(「ああ、このこがおきるまでな」)
「ああ、この子が起きるまでな」