杜子春

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プレイ回数5761難易度(4.2) 797打 長文 かな
芥川龍之介
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 じゅんこ 4875 B 5.1 94.2% 153.2 796 49 15 2026/01/13

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問題文

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(あるはるのひぐれです。) 或春の日暮です。 (とうのみやこらくようのにしのもんのしたに、) 唐の都洛陽の西の門の下に、 (ぼんやりそらをあおいでいる、ひとりのわかものがありました。) ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。 (わかものはなをとししゅんといって、もとはかねもちのむすこでしたが、いまはざいさんをつかいつくして、) 若者は名を杜子春といって、元は金持の息子でしたが、今は財産を費い尽して、 (そのひのくらしにもこまるくらい、あわれなみぶんになっているのです。) その日の暮しにも困る位、憐な身分になっているのです。 (なにしろそのころらくようといえば、てんかにならぶもののない、はんじょうをきわめたみやこですから、) 何しろその頃洛陽といえば、天下に並ぶもののない、繁昌を極めた都ですから、 (おうらいにはまだしっきりなく、ひとやくるまがとおっていました。) 往来にはまだしっきりなく、人や車が通っていました。 (もんいっぱいにあたっている、あぶらのようなゆうひのひかりのなかに、) 門一ぱいに当っている、油のような夕日の光の中に、 (ろうじんのかぶったしゃのぼうしや、とるこのおんなのきんのみみわや、) 老人のかぶった紗の帽子や、土耳古の女の金の耳環や、 (しろうまにかざったいろいとのたづなが、たえずながれていくようすは、) 白馬に飾った色糸の手綱が、絶えず流れて行く容子は、
(まるでえのようなうつくしさです。) まるで画のような美しさです。 (しかしとししゅんはあいかわらず、もんのかべにみをもたせて、) しかし杜子春は相変らず、門の壁に身を凭せて、 (ぼんやりそらばかりながめていました。) ぼんやり空ばかり眺めていました。 (そらには、もうほそいつきが、うらうらとなびいたかすみのなかに、) 空には、もう細い月が、うらうらと靡いた霞の中に、 (まるでつめのあとかとおもうほど、かすかにしろくうかんでいるのです。) まるで爪の痕かと思う程、かすかに白く浮んでいるのです。

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