ばいばーーい

(ねえあいかぎもかえさないでなにしてるの)

ねえ　合鍵も返さないで何してるの？

(いつもみたいにでんわしてきてめーるしてきて)

いつもみたいに電話してきてメールしてきて

(きずつかないようにきでもつかってくれてたの)

傷付かないように気でも遣ってくれてたの

(だったらおねがいいますぐぜんぶかえせよ)

だったらお願い今すぐ全部返せよ

(あなたのせかいはあなたのせかいで)

あなたの世界はあなたの世界で

(あたしのべっどもあたしのべっどだ)

あたしのベッドもあたしのベッドだ

(りょうほうじょうずにかみさまにばれないようにたのんでたの)

両方上手に神様にバレない様に頼んでたの？

(もどれないのってちいさなこえはでんわをとおしこわれそうで)

戻れないのって小さな声は電話を通し壊れそうで

(もどれないよってこたえたあたしがないてた)

戻れないよって答えたあたしが泣いてた

(あのときはあなたのいたみかんじまきもどせないじかんをうらんだ)

あの時はあなたの痛み感じ　巻き戻せない時間を恨んだ

(でもいまはなんにもかんじない)

でも今はなんにも感じない

(やさしいふりしてあなたはかのじょとてをつないだ)

優しいフリしてあなたは彼女と手を繋いだ

(ばいばーい)

ばいばーい

(きもちにふりまわされてうしなった)

気持ちに振り回されて失った

(あたしのひとつのでぐち)

あたしのひとつの出口

(みちはわかれてはなれてくこともある)

道は別れて離れてく事もある

(ひとそれぞれだからこそじょうずにだきあっていたかったな)

人それぞれだからこそ上手に抱き合っていたかったな

(むなしいきもちはいつかしぬうらみはひとをかえてしまう)

虚しい気持ちはいつか死ぬ　恨みは人を変えてしまう

(たのしいことでこんくりーとのきれまにははなが)

楽しいことでコンクリートの切れ間には花が

(なんでもないひはとくべつだっておもえるようにあたしはもう)

なんでもない日は特別だって思える様にあたしはもう

(あなたとはんたいのみちをあるきたい)

あなたと反対の道を歩きたい

(こんなにかなしくくるしいきもちかきとめずにいられなかった)

こんなに悲しく苦しい気持ち　書き留めずにいられなかった

(あたしはこれからいろいろすてますたいせつなおもいでもさいしょのきすも)

あたしはこれから色々捨てます　大切な想い出も最初のキスも

(ばいばーい)

ばいばーい

(しらないどうしにいつかなるとつぜんあたしのすきなあじもかわる)

知らない同士にいつかなる　突然あたしの好きな味も変わる

(あるひくるたにんになるかんじ)

ある日来る　他人になる感じ

(さようならなんてやさしいことばだ)

さようならなんて優しい言葉だ

(あさいごにいったのなんだっけな)

・・・あ、最後に言ったのなんだっけな？

(それもわすれた)

それも忘れた

(ねえじかんがすぎるってすごいことなの)

ねえ　時間が過ぎるって凄いことなの

(このうたをつくりおえたころあたしはすこしまえをむいてる)

この歌を作り終えた頃あたしは少し前を向いてる