夕凪
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歌詞(問題文)
(じかんはとまったまま)
時間は止まったまま
(しずかにうごきだした)
静かに動き出した
(ゆれながらねがうさきはだれにもわからないばしょ)
揺れながら願う先は誰にもわからない場所
(じだいはうつりかわりなんどもひとはとまる)
時代は移り変わり何度も人は止まる
(このけしきもきょねんとだいぶかわってしまったな)
この景色も去年とだいぶ変わってしまったな
(かずあるなかからじぶんでえらんだこのみちさえもあいせなくなってる)
数ある中から自分で選んだこの道さえも愛せなくなってる
(ゆうなぎのまちにはこどくのあめがふってやまない)
夕凪の街には孤独の雨が降ってやまない
(こどうのりずむもくるってわたしたちなみのよう)
鼓動のリズムも狂って私たち波のよう
(しゅうまくのあさにはすべてがもとのすがたでにじんだぺーじにまたもどった)
終幕の朝にはすべてが元の姿で滲んだページにまた戻った
(いつものおくびょうかぜはわたしをかきみだして)
いつもの臆病風は私をかき乱して
(いざあるくとばらんすをくずしてもよろけてしまう)
いざ歩くとバランスを崩してもよろけてしまう
(しずんだこころはうみのようにくらくて)
沈んだ心は海のように暗くて
(いきをしようにもくるしくなって)
息をしようにも苦しくなって
(あさもやのさきにはぼやけたふゆがまっていたんだ)
朝靄の先にはぼやけた冬が待っていたんだ
(しろいままつまれてしまったわたしたちはなのよう)
白いまま積まれてしまった私たち花のよう
(くうはくのこころはすべてがおとになっていろづく)
空白の心はすべてが音になって色づく
(ことばはこころをすりぬけて)
言葉は心をすり抜けて
(わすれないわすれないでいてね)
忘れない忘れないでいてね
(あのよるもきみのこともぜんぶ)
あの夜も君のことも全部
(わたしはわたしでおぼえているから)
私は私で覚えているから
(あいまいなことばでつないだせいかつのなか)
曖昧な言葉でつないだ生活の中
(うしなうこわさにいつもいたいほどおびえて)
失う怖さにいつも痛いほど怯えて
(しゅうちゃくのあさにはすべてがうごきだすから)
終着の朝にはすべてが動き出すから
(ここからすべてはもとどおりに)
ここからすべては元通りに
(むすんでひらいてまたほどけて)
結んでひらいてまたほどけて