半沢直樹 名シーン2
ドラマ「半沢直樹(2020年版)」において、帝国航空の経営改革の裏側で暗躍する箕部幹事長の不正を暴いた半沢直樹が、政治家の務めと日本の現状を訴えるシーンです。恐らくこの台詞は新型コロナウイルスが蔓延した現実社会に反映する形で急遽書き直したのではないかと予想しております。それだけに説得力抜群の場面です。
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問題文
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(せいじかのしごととは)
政治家の仕事とは、
(ひとびとがよりゆたかによりしあわせになるよう)
人々が、より豊かにより幸せになるよう、
(せいさくをかんがえることのはずです)
政策を考えることのはずです。
(いまこのくにはおおきなききにみまわれています)
今、この国は大きな危機に見舞われています。
(こうくうぎょうかいだけでなく)
航空業界だけでなく、
(ありとあらゆるぎょうかいが)
ありとあらゆる業界が、
(きびしいふきょうにくるしんでいる)
厳しい不況に苦しんでいる。
(それでもひとびとはひっしにいまをたえしのび)
それでも人々は必死に今を耐え忍び、
(くなんにまけまいとはをくいしばり)
苦難に負けまいと歯を食いしばり、
(けんめいにひびをすごしているんです)
懸命に日々を過ごしているんです。
(それはいつかきっとこのくににまた)
それは、いつかきっと、この国に、また、
(だれもがえがおになれるような)
誰もが笑顔になれるような、
(あかるいみらいがくるはずだとしんじてるからだ)
明るい未来が来るはずだと信じてるからだ。
(そんなこくみんによりそいささえ)
そんな国民に寄り添い、支え、
(ちからになるのがあなたがたせいじかのつとめでしょう)
力になるのが、あなた方、政治家の務めでしょう。
(あなたはそのしめいをわすれ)
あなたは、その使命を忘れ、
(こくみんからめをそらしじぶんのりえきだけをみつめてきた)
国民から目をそらし、自分の利益だけを見つめてきた。
(あやまってください)
謝ってください。
(このくにでけんめいにいきるすべてのひとに)
この国で懸命に生きるすべての人に、
(こころのそこからわびてください)
心の底から詫びてください!