ビジネス文書検定1級速度部門対策 その6
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ynv | 7570 | 合格 | 7.8 | 97.0% | 206.2 | 1610 | 49 | 49 | 2024/12/20 |
2 | まんまるまるこ | 7415 | 合格 | 7.6 | 96.7% | 209.3 | 1606 | 54 | 49 | 2024/11/04 |
3 | ynv | 7345 | 合格 | 7.5 | 96.8% | 212.1 | 1611 | 53 | 49 | 2024/12/10 |
4 | maro | 6528 | 合格 | 6.8 | 95.4% | 238.2 | 1632 | 77 | 49 | 2024/10/30 |
5 | なんちゃん | 5807 | 合格 | 5.9 | 97.3% | 266.9 | 1593 | 43 | 49 | 2024/12/21 |
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問題文
(はくぶつかんにてんじされているじんこつしりょうのおおくが、)
博物館に展示されている人骨資料の多くが、
(れぷりかである。)
レプリカである。
(ひとのでいりがおおくしょうめいがちょうじかんあたるてんじばしょは、)
人の出入りが多く照明が長時間当たる展示場所は、
(しつどやおんどのへんかによってほねがれっかしてしまうため、)
湿度や温度の変化によって骨が劣化してしまうため、
(ほんものではなくれぷりかをてんじしている。)
本物ではなくレプリカを展示している。
(では、)
では、
(ほんもののほねはなくてもよいのではとおもうだろう。)
本物の骨は無くても良いのではと思うだろう。
(さいきんでは、)
最近では、
(せいこうなれぷりかもおおく、)
精巧なレプリカも多く、
(ほんものとみまちがうほどだ。)
本物と見間違うほどだ。
(おおきさやかたち、しつかんなどのけいたいぶんせきは、)
大きさや形、質感などの形態分析は、
(れぷりかでもあるていどわかる。)
レプリカでもある程度分かる。
(だが、)
だが、
(かがくぶんせきはほんものでなければできない。)
化学分析は本物でなければできない。
(ほねにふくまれるせいぶんから、)
骨に含まれる成分から、
(ほねじたいのせいしついがいにも、)
骨自体の性質以外にも、
(ほねのもちぬしがいきたじだいはいけいもわかる。)
骨の持ち主が生きた時代背景もわかる。
(たとえば、)
たとえば、
(じんこつにふくまれているたんぱくしつをぶんせきすれば、)
人骨に含まれているタンパク質を分析すれば、
(こたいがしぼうするまえ10ねんていどのしょくせいかつをしることができる。)
個体が死亡する前10年程度の食生活を知ることができる。
(さかなやにく、)
魚や肉、
(やさいなど、)
野菜など、
(どんなしょくりょうをおもとしたにちじょうだったのか、)
どんな食料を主とした日常だったのか、
(というしょくせいかつがみえてくる。)
という食生活が見えてくる。
(また、)
また、
(たんぱくしつからはねんだいをそくていすることもできる。)
タンパク質からは年代を測定することもできる。
(そこにとりこまれているほうしゃせいたんそは、)
そこに取り込まれている放射性炭素は、
(5730ねんしゅうきではんげんするというせいしつにもとづき、)
5730年周期で半減するという性質に基づき、
(そのりょうをしらべれば、)
その量を調べれば、
(せいめいがいつていししたのか、)
生命がいつ停止したのか、
(なにじだいのじんぶつなのかをすいていできるのだ。)
何時代の人物なのかを推定できるのだ。
(またはからは、)
また歯からは、
(おややこへとつたわるいでんしのほんたいである、)
親や子へと伝わる遺伝子の本体である、
(dnaをちゅうしゅつできる。)
DNAを抽出できる。
(dnaをかいせきすれば、)
DNAを解析すれば、
(おなじいせきからしゅつどしたじんこつとのけつえんかんけいや、)
同じ遺跡から出土した人骨との血縁関係や、
(そのこたいがどんなみちすじでそのとちにきたのかをさぐることも、)
その個体がどんな道筋でその土地に来たのかを探ることも、
(かのうなのだ。)
可能なのだ。
(このように、)
このように、
(かがくぶんせきはほねにひめられたじょうほうをひきだす。)
化学分析は骨に秘められた情報を引き出す。
(じんこつはこじんがいきたあかしであり、)
人骨は個人が生きた証であり、
(けんきゅうしりょうとしてのやくわりもになっている。)
研究資料としての役割も担っている。
(われわれはぶんせきをとおして、)
われわれは分析を通して、
(ことなるじだい・ことなるくにぐにのせいかつやぶんかをしることができるのだ。)
異なる時代・異なる国々の生活や文化を知ることができるのだ。
(しょうらい、)
将来、
(あたらしいぶんせきぎじゅつにより、)
新しい分析技術により、
(ほねにひそむじじつがこんごさらにかいめいされるひがくるかもしれない。)
骨に潜む事実が今後さらに解明される日が来るかもしれない。
(そのためにもほんもののほねは、)
そのためにも本物の骨は、
(ていねいにほかんしていくひつようがある。)
丁寧に保管していく必要がある。