ビジネス文書検定1級速度部門対策 その13
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | _y_n_v | 7573 | 神 | 7.8 | 97.1% | 201.9 | 1576 | 47 | 30 | 2024/10/03 |
2 | subaru | 7341 | 光 | 7.6 | 95.7% | 202.4 | 1555 | 69 | 30 | 2024/10/02 |
3 | ももも | 6937 | S++ | 7.3 | 94.1% | 212.6 | 1572 | 97 | 30 | 2024/10/27 |
4 | ぐ | 6834 | S++ | 7.0 | 96.8% | 222.4 | 1571 | 51 | 30 | 2024/10/29 |
5 | maro | 6750 | S++ | 6.9 | 97.3% | 231.1 | 1604 | 44 | 30 | 2024/10/28 |
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問題文
(ゆうこうなわくちんがかいはつされなければ、おりんぴっくかいさいはむずかしいと、)
有効なワクチンが開発されなければ、オリンピック開催は難しいと、
(にほんいしかい(jma)はわくちんかいはつのじゅうようせいをうったえた。)
日本医師会(JMA)はワクチン開発の重要性を訴えた。
(あるざっしによれば、せかいじゅうのきぎょうやだいがくとうがわくちんかいはつにのりだし、)
ある雑誌によれば、世界中の企業や大学等がワクチン開発に乗り出し、
(すくなくとも6きかんが、ぼらんてぃあにたいしてしょうりょうをせっしゅする、)
少なくとも6機関が、ボランティアに対して少量を接種する、
(しょきあんぜんしけんもはじめているという。)
初期安全試験も始めているという。
(ういるすやさいきんにかんせんして、いちどびょうきにかかると、)
ウイルスや細菌に感染して、一度病気にかかると、
(にどめにおなじびょうげんたいにかんせんしても、びょうきにかかりにくかったり、)
二度目に同じ病原体に感染しても、病気にかかりにくかったり、
(しょうじょうがかるくすんだりすることが、むかしからけいけんてきにしられている。)
症状が軽く済んだりすることが、昔から経験的に知られている。
(わたしたちのからだが、さいしょのかんせんでびょうげんたいへのたいしょほうをおぼえ、)
私たちの体が、最初の感染で病原体への対処法を覚え、
(にどめはすばやくやっつけるからである。)
二度目は素早くやっつけるからである。
(なぜだろうか。たいないでびょうげんたいをたいじするのはめんえきさいぼうたちだ。)
なぜだろうか。体内で病原体を退治するのは免疫細胞たちだ。
(あるめんえきさいぼうは、あたらしいういるすにであうといきおいよくたべてぶんかいし、)
ある免疫細胞は、新しいウイルスに出会うと勢いよく食べて分解し、
(そのぶひんをみせてしらせる。)
その部品を見せて知らせる。
(しめいてはいしょのやくわりをはたすこのぶひんをこうげんという。)
指名手配書の役割を果たすこの部品を抗原という。
(しんがたころなういるすのばあいは、)
新型コロナウイルスの場合は、
(しゅういのとげのようなすぱいくたんぱくしつがめだつこうげんになりそうである。)
周囲のとげのようなスパイクタンパク質が目立つ抗原になりそうである。
(めんえきさいぼうは、)
免疫細胞は、
(そのとげのかたちにあわせた「こうたい」というぶきをたいりょうにつくりはじめ、)
そのとげの形に合わせた「抗体」という武器を大量に作り始め、
(こうたいはぴったりはりつき、しんがたういるすだけにこうげきする。)
抗体はぴったり張り付き、新型ウイルスだけに攻撃する。
(また、きらーtさいぼうとよばれるめんえきさいぼうがふえ、)
また、キラーT細胞と呼ばれる免疫細胞が増え、
(とげをもくてきにういるすをまとにしぼり、さいぼうごとこわしてぞうしょくをとめる。)
とげを目的にウイルスを的に絞り、細胞ごと壊して増殖を止める。
(はじめてのばあいは、しめいてはいしょをもとにぶきをつくり、)
初めての場合は、指名手配書を基に武器を作り、
(きらーtさいぼうをふやすのにすうじつていどかかる。)
キラーT細胞を増やすのに数日程度かかる。
(そのあいだにういるすがぞうかすると、はつびょうしてしまう。)
その間にウイルスが増加すると、発病してしまう。
(ところが、つぎにおなじこうげんをはっけんすると、)
ところが、次に同じ抗原を発見すると、
(こんどはさっそくたいりょうのこうたいをつくって、きらーtさいぼうもすばやくうごく。)
今度はさっそく大量の抗体を作って、キラーT細胞も素早く動く。
(いちどめよりも、はやくきょうりょくにめんえきがはたらくのだ。)
一度目よりも、早く強力に免疫が働くのだ。
(それなら、たいしょほうをあらかじめおぼえておけば、)
それなら、対処法を予め覚えておけば、
(さいしょからびょうきにならずにすむはずだ。)
最初から病気にならずに済むはずだ。
(そのやくめをはたすのがわくちんなのである。)
その役目を果たすのがワクチンなのである。