往け

(からまるからまる)

絡まる絡まる

(おもいはちぐはぐかみほどきながら)

想いはちぐはぐ髪ほどきながら

(らしくない)

らしくない

(だれかがつくりあげたわたしのじがぞうなんかで)

誰かが作り上げた私の自画像なんかで

(ほほえみはしない)

微笑みはしない

(いくどとなくただしさは)

幾度となく正しさは

(そのかたちをかえるけど)

その形を変えるけど

(このむねのときめきだけしんじているわ)

この胸のときめきだけ信じているわ

(いけわたしよいけって)

行けわたしよ行けって

(もうだれもおいつけないばしょまで)

もう誰も追いつけない場所まで

(かそくしていけうんめいなんて)

加速していけ運命なんて

(きにしているひまないんだって)

気にしている暇ないんだって

(いまわたしのいまって)

いま私の今って

(そうあのひのなみだからのみらい)

そうあの日の涙からの未来

(たどりついたわ)

たどり着いたわ

(あすへせかいはまんげきょう)

アスへ世界は万華鏡

(やるせないやるせない)

やるせないやるせない

(こどくのしぐなるさえおどりあかそう)

孤独のシグナルさえ踊りあかそう

(わるくない)

悪くない

(なんにもないあのよるも)

何にもないあの夜も

(なにかにおびえたあのころも)

何かにおびえたあの頃も

(すべてわたし)

すべて私

(とまどいやうらぎりにいきばのないかんじょうを)

戸惑いや裏切りに行き場のない感情を

(まきちらしただいしょうに)

まき散らした代償に

(なにをてにしてこれたかな)

何を手にしてこれたかな

(そうここだよさけびながら)

そうここだよ叫びながら

(あいしてとねがいながら)

愛してと願いながら

(かけだしたこのみちをはしりつづけるだけ)

駆け出したこの道を走り続けるだけ

(いけわたしよいけって)

行けわたしよ行けって

(もうだれもおいつけないばしょまで)

もう誰も追いつけない場所まで

(らんきりゅうさえおいこして)

乱気流さえ追い越して

(まだしらないわたしをみたい)

まだ知らない私を見たい

(いまわたしのいまって)

いまわたしの今って

(そうたしかにえがいていたみらい)

そう確かに描いていた未来

(やりとげたいの)

やり遂げたいの

(だれのせいにもしない)

誰のせいにもしない

(むかしからよわむしのくせに)

昔から弱虫のくせに

(きづかないふりをしてきたね)

気づかないふりをしてきたね

(つらくない)

ツラくない

(だいじだってまもりながら)

大事だって守りながら

(いつもだいじょうぶってわらいながら)

いつも大丈夫って笑いながら

(かわりたいとないていた)

変わりたいと泣いていた

(ごめんねってやっと)

ごめんねってやっと

(きこえないざんきょうになった)

聞こえない残響になった

(ときをおいこして)

時を追い越して

(もうそこにはいないのわたし)

もうそこにはいないの私

(おいていけ)

置いて行け

(そうねおもいでにひたることもないほど)

そうね思い出に浸ることもないほど

(いまにむちゅう)

今に夢中

(わたしよいけって)

わたしよ行けって

(もうだれもおいつけないばしょまで)

もう誰も追いつけない場所まで

(かそくしていけうんめいなんて)

加速していけ運命なんて

(きにしているひまないんだって)

気にしている暇ないんだって

(いまわたしのいまって)

いまわたしの今って

(そうあのひのなみだからのみらい)

そうあの日の涙からの未来

(たどりついたわ)

辿り着いたわ

(ああまだみてみたいの)

嗚呼まだ見てみたいの

(ああきみとあすへせかいはまんげきょう)

嗚呼キミトアスへ世界は万華鏡