米津玄師アルバムまとめ~diorama~
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歌詞(問題文)
(そのけんしんのさきへこころはいくつよく)
(街)その献身の先へ 心は行く 強く
(そのていかんのおくへことばはいくふかく)
その諦観の奥へ 言葉は行く 深く
(ほらきみのうたがうものすべて)
ほら 君の疑うものすべて
(いつのまにかきみからぬけだしたきみだ)
いつの間にか 君から抜け出した君だ
(でんこうばんのことばになれそれゆけかすかなことばさがせ)
(ゴーゴー幽霊船)電光板の言葉になれ それゆけ幽かな言葉捜せ
(えんせんじょうのとびらこわせみえないぼくをしんじてくれ)
沿線上の扉壊せ 見えない僕を信じてくれ
(しょうねんへいはこえをつむげそこのけりゅうしのでぐちかくせ)
少年兵は声を紡げ そこのけ粒子の出口隠せ
(とおいむかしのおまじないがあんまりきゅうにわらうので)
遠い昔のおまじないが あんまり急に笑うので
(いえいもうさんぜんねんかんこのまんま!)
(駄菓子屋商売)イエイ もう三千年間このまんま!
(おうおうでにげだしてあいなんかとっくにうれちまって)
這う這うで逃げ出して 愛なんかとっくに売れちまって
(いえいすすめしょっぴんぐかーとぼくをのせ)
イエイ 進めショッピングカート僕を乗せ
(いまならばおやすいぜていちょうにらっぴんぐほどこして)
今ならばお安いぜ 丁重にラッピング施して
(ちゅーいんぐがむおおむかしにしょうみのきげんはすぎたけど)
チューイングガム 大昔に賞味の期限は過ぎたけど
(ぶーいんぐこーるいやになるほどおとくなしょうひんさ)
ブーイングコール 嫌になるほど御得な商品さ
(たいへんだたいへんだけんあくだこうおつことばのじゅうをうつ)
(caribou)大変だ大変だ険悪だ 甲乙言葉の銃を撃つ
(りょうほうがりょうほうをみくだすもんだからふたりはいよいよちゅうにうく)
両方が両方を見下すもんだから 二人はいよいよ宙に浮く
(ことばのだんがんがおちていくららら)
言葉の弾丸が落ちていく ラララ
(それはつかのまのこいごころあしたになったらこえるあかりをけしてよ)
(あめふり婦人)それはつかの間の恋心 明日になったら肥える灯を消してよ
(つまらないことばかりしらずのまにまにきがふれて)
つまらないことばかり 知らずのまにまに気が触れて
(てきとうなことばがよどむままよるのそこへいくれっしゃにのりましょう)
適当な言葉が澱むまま 夜の底へ行く列車に乗りましょう
(いけないとしりながらあいされたいのはあなただけ)
いけないと知りながら 愛されたいのはあなただけ
(こえをそろえておののいでちょっとあそんでいこうぜ)
(ディスコバルーン)声をそろえて慄いで ちょっと遊んで行こうぜ
(なにもしらないゆめのまましんでいけたらしあわせだ)
何も知らない夢のまま 死んで行けたら幸せだ
(あいしてるよ、びびあしたになればばいばいしなくちゃいけないぼくだ)
(vivi)愛してるよ、ビビ 明日になればバイバイしなくちゃいけない僕だ
(はいになりそうなまどろむまちをあなたとともにおいていくのさ)
灰になりそうなまどろむ街をあなたと共に置いていくのさ
(あそびにいこうよいそいでいこう)
(トイパトリオット)遊びに行こうよ 急いで行こう
(きみがおとなになるそれまでに)
君が大人になるそれまでに
(このらくがきみたいなまいにちが)
この落書きみたいな毎日が
(としおいたそのときもかわらずに)
年老いたその時も変わらずに
(あせたいろにつづいていけばいい)
褪せた色に続いて行けばいい
(めまいにおぼれてゆめをみていたはくちゅうむにすべてをおしこんで)
(恋と病熱)眩暈に溺れて夢を見ていた 白昼夢にすべてを押し込んで
(あいしていたいことあいされたいことからっぽになるまでつめこんで)
愛していたいこと 愛されたいこと 空っぽになるまで詰め込んで
(たのしいことがまっているさしゃららら)
(Black Sheep)楽しいことが待っているさ シャラララ
(くろいひつじがいっぴひき、にひき、さんびき、よんひきくろいひつじがごひき、ろっぴき、ななひき、はっぴき)
黒い羊が一匹、二匹、三匹、四匹 黒い羊が五匹、六匹、七匹、八匹
(ねえ)
(乾涸びたバスひとつ)ねえ
(あなたとふたりでにげだしたあのほのあかりへといきませんか)
あなたと二人で逃げ出した あのほの灯りへと行きませんか
(れんがのみじかいとんねるをくぐりぬけるのをためらって)
煉瓦の短いトンネルを 潜り抜けるのをためらって
(なんでもないようなひみつつくってふたりはきょうはんしゃになって)
何でもないような秘密作って 二人は共犯者になって
(とてもふかくまでおちたことくちをひらいてしまったこと)
とても深くまで落ちたこと 口を開いてしまったこと
(あいされたいのはかなしくなるからみつめていたくはないけれど)
(首なし閑古鳥)愛されたいのは悲しくなるから 見つめていたくはないけれど
(あなたによくにたことばさがしてはともりをたいてはなしがしたい)
あなたによく似た言葉探しては 灯りを焚いて話がしたい
(なんともいびつなかたちでうまれてなすすべなんてなかったけど)
なんとも歪な形で生まれて 成す術なんてなかったけど
(あなたによくにたこころがあるのさそれさえたしかであればいい)
あなたによく似た心があるのさ それさえ確かであればいい
(きっとまたあなたはやさしくなってわたしにはなをおくるのだろう)
(心像放映)きっとまたあなたは優しくなって私に花を贈るのだろう
(それでもわたしはさびしくてまたなみだをさいてわらうのだ)
それでも私は寂しくてまた涙を裂いて笑うのだ
(りんとすむこころがひとりになってあなたとちがうわたしをしる)
凛と澄む心が一人になってあなたと違う私を知る
(がらくたみたいなこころでもなにかぷれぜんとできるかな)
がらくたみたいな心でも何かプレゼントできるかな
(このまちはこのまちはうまれてきたままでいみもなく)
(抄本)この街は この街は 生まれてきたままで 意味もなく
(あいされたいあいされたい)
愛されたい 愛されたい
(そこらじゅうにちらばったゆめのようにこまやかなにちじょうだけがのこる)
そこら中に散らばった夢のように 細やかな日常だけが残る