傘になる

(たとえばふるえるこいぬがいたら)

たとえば　ふるえる子犬がいたら

(きみはまよわずじぶんのかさをあげるだろう)

（君は）迷わず自分の傘をあげるだろう

(ひとりにしとくとかぜをひくからって)

一人にしとくとカゼをひくからって

(きみはそのとおりだけどきみのほうだよ)

（君は）その通りだけど　キミの方だよ

(だからいまそっとそっとかさになる)

だから今　そっとそっと傘になる

(きみだけのそっとそっとかさになる)

キミだけの　そっとそっと傘になる

(いつまでもずっとずっとかさになって)

いつまでも　ずっとずっと傘になって

(きみだけをずっとずっとまもりたい)

キミだけを　ずっとずっと守りたい

(たとえばよほうがはずれちゃったときも)

たとえば　予報が外れちゃった時も

(きみをこごえないようにまもりたいんだ)

（君を）凍えないように守りたいんだ

(かばんにいれっぱなしわすれちゃっていい)

カバンに入れっぱなし忘れちゃっていい

(きみがこまったときにはおもいだして)

（君が）困った時には思い出して

(いつだってそっとそっとそばにいる)

いつだって　そっとそっと傍にいる

(きみだけのそっとそっとそばにいる)

キミだけの　そっとそっと傍にいる

(いつまでもずっとずっとかさになって)

いつまでも　ずっとずっと傘になって

(きみだけをずっとずっとまもりたい)

キミだけを　ずっとずっと守りたい

(おおきなおおきなかさになりたいよ)

大きな大きな傘になりたいよ

(きみがまもりたいひともまもれるくらい)

（君が）守りたい人も守れるくらい

(いつのひかぜんぶぜんぶまもりたい)

いつの日か全部全部守りたい

(きみのことぜんぶぜんぶまもりたい)

キミのこと全部ゼンブ守りたい

(きみのえがおをつくるだれかごとそのひとごと)

キミの笑顔をつくる誰かごと　その人ごと

(いつまでもずっとずっとかさでいよう)

いつまでも　ずっとずっと傘でいよう

(そのえがおずっとずっとまもりたい)

その笑顔　ずっとずっと守りたい

(いつまでもずっとずっとかさになって)

いつまでも　ずっとずっと傘になって

(きみのことずっとずっとまもりたい)

キミのこと　ずっとずっと守りたい

(きみをまもりたいそっとまもりたい)

キミを守りたい　そっと守りたい

(きみをまもりたいずっとまもりたい)

キミを守りたい　ずっと守りたい