バーバヤーガ

(まほうをかけて)

魔法をかけて、

(そうかけてもうかけてかみさま)

そうかけて、もうかけて神様

(つかのまのぬくもりじゃたりない)

束の間の温もりじゃ足りない

(あいをあびたい)

愛を浴びたい

(あまいかしをこおりがしを)

甘い菓子を、氷菓子を

(ほおにためてちゅうわしよう)

頬にためて中和しよう

(ひとなみのみちとみつのあじを)

人並みの道と蜜の味を

(しったばーばやーが)

知った　Baba Yaga（バーバヤーガ）

(しょうひしてくあんはっぴーなしーん)

消費してくアンハッピーなシーン

(あこがれのしん１３ふれーばー)

憧れの新13Flavor（フレーバー）

(くちにいれたらどくどく)

口に入れたら毒々

(でもつらいひはひゃくやくかもね)

でも辛い日は百薬かもね

(れいんめーかーよこめに)

レインメーカー横目に

(かちもかちもないこっけいなだんす)

価値も勝ちも無い滑稽なDance（ダンス）

(みとめたくないおとってるって)

認めたくない劣ってるって

(ぎんか３０まいたるいのちだって)

銀貨30枚足る命だって

(まいよまいよ)

毎夜毎夜

(となえればとなえるほど)

唱えれば唱えるほど

(さんそがなまりみたいにびょうまみたいに)

酸素が鉛みたいに病魔みたいに

(はいをぎゅうじってく)

肺を牛耳ってく

(とくべつあつかいをされてみたい)

特別扱いをされてみたい

(すこしでもうえにたってみたい)

少しでも上に立ってみたい

(そのしこうはぼんようなにんげんになってるしょうこさ)

その思考は凡庸な人間になってる証拠さ

(まほうをかけて)

魔法をかけて、

(そうかけてもうかけてかみさま)

そうかけて、もうかけて神様

(むしばまれてじょじょにそまるような)

蝕まれて徐々に染まるような

(あいをあびせて)

愛を浴びせて

(あまいかしをこおりがしを)

甘い菓子を、氷菓子を

(とかすほどいるなけしょう)

溶かすほどイルな化粧

(てしおにかけられてほおを)

手塩にかけられて頬を

(ゆるめたばーばやーが)

緩めたBaba Yaga（バーバヤーガ）

(にわとりごやのむくろひつじかいのさいふ)

ニワトリ小屋の骸　羊飼いの財布

(なんせんすなまーけっとに)

ナンセンスなマーケットに

(たむけたはなたば)

手向けた花束

(ふかしぎなわるつでこげつくつめのあか)

不可思議なワルツで焦げ付く爪の赤

(あすはわがみでしょう)

明日は我が身でしょう

(ふーずざますたー)

『Who's the master?』（フーズザマスター）

(ずっとのぞんでいたふれーばー)

ずっと望んでいたflavor（フレーバー）

(まほうをかけて)

魔法をかけて、

(そうかけてもうかけてかみさま)

そうかけて、もうかけて神様

(つかのまのぬくもりじゃたりない)

束の間の温もりじゃ足りない

(なんどだってなでて)

何度だって撫でて

(あまいかしとこおりがしじゃ)

甘い菓子と、氷菓子じゃ

(あきたらずにくびわと)

飽き足らずに首輪と

(てじょうをかけられてみちをはずした)

手錠をかけられて道を外した

(ばーばやーが)

Baba Yaga（バーバヤーガ）

(まほうよとけないで)

魔法よ解けないで、

(とけないでとけないでかみさま)

解けないで、溶けないで神様！

(ぜいをつくしたことばはいらない)

贅を尽くした言葉は要らない

(あいすをねちょうだい)

『愛す』をね頂戴

(あまいくのうにがいかんげんも)

甘い苦悩、苦い甘言も

(しょうにんされてきえるもの)

承認されて消えるもの

(このよのせつりとてつのあじを)

この世の摂理と鉄の味を

(しったばーばやーが)

知ったBaba Yaga（バーバヤーガ）

(あくまにうりとばしたこころ)

悪魔に売り飛ばした心

(すくってばーばやーが)

すくってBaba Yaga（バーバヤーガ）