ことわざ(上級編)

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(あまよのつき)

雨夜の月

(あらうまのくつわはまえから)

荒馬の轡は前から

(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)

鶏口となるも牛後となる勿れ

(うとうしろくしてうまかくのをしょうず)

烏頭白くして馬角を生ず

(およばぬこいのたきのぼり)

及ばぬ鯉の滝登り

(くちではおおさかのしろもたつ)

口では大阪の城も建つ

(ころんぶすのたまご)

コロンブスの卵

(せまきもんよりいれ)

狭き門より入れ

(そうはとんやがおろさない)

然うは問屋が卸さない

(ねこのくびにすずをつける)

猫の首に鈴を付ける

(もうきのふぼく)

盲亀の浮木

(けいたりがたくていたりがたし)

兄たり難く弟たり難し

(さんしょうはこつぶでもぴりりとからい)

山椒は小粒でもぴりりと辛い

(しゅにまじわればあかくなる)

朱に交われば赤くなる

(にとをおうものはいっとをもえず)

二兎を追う者は一兎をも得ず

(のどもとすぎればあつさをわすれる)

喉元過ぎれば熱さを忘れる

(ぶしはくわねどたかようじ)

武士は食わねど高楊枝

(むすめひとりにむこはちにん)

娘一人に婿八人

(もときにまさるみきなし)

本木に勝る未木なし

(まゆげをよまれる)

眉毛を読まれる

など

(いのなかのかわずたいかいをしらず)

井の中の蛙大海を知らず

(うきよわたりらばとうふでわたれ)

浮世渡らば豆腐で渡れ

(えどのかたきをながさきでうつ)

江戸の敵を長崎で討つ

(おにのいぬまにせんたく)

鬼の居ぬ間に洗濯

(おにがでるかへびがでるか)

鬼が出るか蛇が出るか

(おぼれるものはわらをもつかむ)

溺れる者は藁をも掴む

(けがのこうみょう)

怪我の功名

(せいてんのへきれき)

青天の霹靂

(とおくのしんせきよりちかくのたにん)

遠くの親戚より近くの他人

(てんばくうをいく)

天馬空を行く

(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

(とびがたかをうむ)

鳶が鷹を生む

(どろぼうをとらえてなわをなう)

泥棒を見て縄を綯う

(しかをおうものはやまをみず)

鹿を逐う者は山を見ず

(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)

前車の覆るは後車の戒め

(おにもじゅうはちばんちゃもでばな)

鬼も十八番茶も出花

(かほうはねてまて)

果報は寝て待て

(てんはみずからたすくるものをたすく)

天は自ら助くる者を助く

(きりんもおいてはどばにおとる)

騏驥も老いては駑馬に劣る

(やまたかきがゆえにたっとからず)

山高きが故に尊からず

(やけののきぎすよるのつる)

焼け野の雉子夜の鶴

(らくはくのたね、くはらくのたね)

楽は苦の種、苦は楽の種

(ていしゅのすきなあかえぼし)

亭主の好きな赤烏帽子

(でるくいはうたれる)

出る杭は打たれる

(つるはせんねんかめはまんねん)

鶴は千年亀は万年

(たつとりあとをにごさず)

立つ鳥跡を濁さず

(ろんごよみのろんごしらず)

論語読みの論語知らず

(いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ)

いつも柳の下に泥鰌は居らぬ

(れんぎではらをきる)

連木で腹を切る

(いうはやすくおこなうはかたし)

言うは易く行うは難し

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