君色に咲く花／天月

(きみおもうこのうたよ)

君想う此の歌よ

(ゆめのまたゆめまで)

夢のまた夢まで

(ああはるかたかくたかくひびかせ)

あゝ遥か高く高く響かせ

(きみへのおもいだいて)

君への想い抱いて

(こころなくさなければならないものか？)

心無くさなければならないものか？

(あおぎみたこのせかい)

仰ぎ見た此の世界

(すぎしまことをしることなくちる)

過ぎし真実を知る事無く散る

(しがらみのなかで)

血筋の中で

(なみだひとつおちて)

涙ひとつ落ちて

(いまひげきをきせきへ)

今悲劇を奇跡へ

(あすへと)

明日へと

(うたかたときえぬよう)

泡沫と消えぬよう

(さけきみがため)

咲け君がため

(つのるおもいを)

募る想いを

(このうたにのせて)

此の歌に乗せて

(きみいろにそまるはな)

君色に染まる花

(ゆめうつつさがして)

夢現探して

(あああいかしゅらのみちかえらべ)

あゝ愛か修羅の道か選べ

(いまはおのがみちをしんじて)

今は己が道を信じて

(いろあせることのない)

色褪せる事の無い

(ときをきざんではまたはかなくちった)

時を刻んではまた儚く散った

(ちぬられしこのさだめ)

血塗られしこの宿命

(まよいたえまなくつづいたこどく)

迷い絶え間無く続いた孤独

(とよむおもいでに)

響む思い出に

(なみだなどながさない)

涙など流さない

(そうきめたかのひから)

そう決めた彼の日から

(あすへと)

明日へと

(くもりなきまなざしに)

曇りなき眼差しに

(おもいをはせて)

想いを馳せて

(むねをこがした)

胸を焦がした

(せんりつはここに)

旋律は此処に

(うるわしくさきほこれ)

麗しく咲き誇れ

(それがわがみちなら)

其れが我が道なら

(ああきみとやいばまじえほえろ)

あゝ君と刃交え咆えろ

(そよぐかぜにのせてひびかせ)

戦ぐ風に乗せて響かせ

(まいちるかべんに)

舞い散る花弁に

(おのがきもちとうて)

己が気持ち問うて

(つらぬくやいばは)

貫く刃は

(おもむくままにああ)

赴くままに 嗚呼

(うたかたときえぬよう)

泡沫と消えぬよう

(さけきみがため)

咲け君がため

(つのるおもいを)

募る想いを

(このうたにのせて)

此の歌に乗せて

(きみいろにそまるはな)

君色に染まる花

(ゆめうつつさがして)

夢現探して

(あああいかしゅらのみちかえらべ)

あゝ愛か修羅の道か選べ

(いまはおのがみちをしんじて)

今は己が道を信じて