紫/TOOBOE

(こらいくだらないこぜりあい)

古来 くだらない小競り合い

(きょうもきょうとてさわがしくて)

郷も郷とて 騒がしくて

(いぜんしかたなしきょうみなし)

依然 仕方無し興味無し

(じぶんのことでせいいっぱい)

自分の事で精一杯

(このからだをつきさした)

この体を突き刺した

(いつまでものこるきずとともに)

何時までも残る傷と共に

(あすのあさにはわかりきったこと)

明日の朝には分かりきった事

(ざんこくだったんだ)

残酷だったんだ

(いきばのないおもいがもえてるなら)

行き場の無い想いが 燃えてるなら

(ことばなんてかるくなってしまうからどうだろう)

言葉なんて軽くなって しまうからどうだろう

(たむけのことばなんていまはいらない)

手向けの言葉なんて今は要らない

(だれもにがさない)

誰も逃がさない

(しばいしばいのだましあい)

芝居芝居の騙し合い

(だれかれかまわずあざわらって)

誰彼 構わず嘲笑って

(しっぽかくしておどっては)

尻尾隠して踊っては

(ひとのことなどおかまいなし)

他人の事等お構い無し

(そとはひょうひょうとかぜさらしかぜさらし)

外は飄飄と風晒し 風晒し

(だれかのうたごえににているわ)

誰かの歌声に似ているわ

(ここらですこしあなたの)

ここらで少し貴方の

(みのうえばなしきかせて)

身の上話 聞かせて

(ふるえるようにだきついた)

震えるように抱きついた

(あなたをまもるとちかったわたし)

貴方を守ると誓った私

(たったいちどのくらやみがそれを)

たった一度の暗闇が それを

(まもってくれました)

守ってくれました

(わすれようのないにくしみのららばい)

忘れようの無い 憎しみのララバイ

(いまさらやめてくれなんてよしてくれよ)

今更やめてくれなんて よしてくれよ

(かなしみをおしころしてもういっかい)

悲しみを押し殺して もう一回

(あなたとであいたい)

貴方と出逢いたい

(これはろうのはなし)

これは楼の話

(ねくびかいたしょっきゃくの)

寝首かいた食客の

(かなしいじんろうさがし)

悲しい人狼探し

(これはろうのはなし)

これは楼の話

(ねくびかいたしょっきゃくの)

寝首かいた食客の

(かなしいじんろうさがし)

悲しい人狼探し

(いきばのないおもいがもえてるなら)

行き場の無い想いが 燃えてるなら

(ことばなんてかるくなってしまうからどうだろう)

言葉なんて軽くなって しまうからどうだろう

(たむけのことばなんていまはいらない)

手向けの言葉なんて今は要らない

(だれもにがさない)

誰も逃がさない

(わすれようのないにくしみのららばい)

忘れようの無い 憎しみのララバイ

(いまさらやめてくれなんてよしてくれよ)

今更やめてくれなんて よしてくれよ

(かなしみをおしころしてもういっかい)

悲しみを押し殺して もう一回

(あなたとであいたい)

貴方と出逢いたい