カヨコ

(しょうげきはまるで)

衝撃波まるで

(すろーもーしょんのような)

スローモーションのような

(ひびをすごしていたら)

日々を過ごしていたら

(あっというまにだれもいなくなってた)

あっという間に誰もいなくなってた

(ひびをたいらげるには)

日々を平らげるには

(じかんがかかりすぎて　ばいばい)

時間がかかりすぎて　バイバイ

(わたしもいけるでしょうか　どこかへ)

私も行けるでしょうか　どこかへ

(ぜんしんをはうそにっくぶーむ)

全身を這うソニックブーム

(うたれてもいいからでるくいになりたい)

打たれてもいいから出る杭になりたい

(つごうのいいときだけかみだのみ)

都合のいい時だけ神頼み

(たすきつなぎいきもできない)

襷繋ぎ息も出来ない

(じょうほうのあつはりさけそう)

情報の圧張り裂けそう

(ことばにできないけれど)

言葉にできないけれど

(からだがねつをおびているよ)

身体が熱を帯びているよ

(はあ、やっといきつぎ)

はあ、やっと息継ぎ

(つまさきからにじむさくや　むりをしたよいん)

つま先から滲む昨夜　無理をした余韻

(けっしていえないけれどねえ)

決して言えないけれどねえ

(きのうきみのうえでべーじゅいろのぎんがをみたよ)

昨日きみの上でベージュ色の銀河を見たよ

(なまあたたかいほしぞらのした)

生暖かい星空の下

(あぶないあなたのひょうじょうをみていた)

危ないあなたの表情を見ていた

(そうちょうのえき、まだ、)

早朝の駅、まだ、

(ひがいしゃのかぜがつよい)

被害者の風が強い

(ばいばいわたしもまだ　いえるでしょうか)

バイバイ私もまだ　言えるでしょうか

(じぶんにばいばい)

自分にバイバイ

(そうちょうのえき、まだ、)

早朝の駅、まだ、

(ひがいしゃのかぜがつよい)

被害者の風が強い

(ばいばいわたしもまだいえるでしょうか)

バイバイ私もまだ言えるでしょうか

(じぶんにばいばい　ばいばい)

自分にバイバイ　バイバイ

(しょうげきはまるで)

衝撃波まるで

(すろーもーしょんのような)

スローモーションのような

(ひびをすごしていたら)

日々を過ごしていたら

(あっというまにだれもいなくなってた)

あっという間に誰もいなくなってた

(ひびをたいらげるには)

日々を平らげるには

(じかんがかかりすぎて　ばいばい)

時間がかかりすぎて　バイバイ

(わたしもいけるでしょうか　どこかへ)

私も行けるでしょうか　どこかへ

(ああよのなかあたしだけまだねつをもってるみたい)

ああ世の中あたしだけまだ熱を持ってるみたい

(けっしていえないけれどねえ　ばいばい)

決して言えないけれどねえ　バイバイ

(むぼうをみにまとい　せいじゃくのこうしんさ)

無謀を身にまとい　静寂の行進さ

(たいらにならされたあたしのうえを)

平らに均されたあたしの上を

(ひとびとのむれはいくのよ)

人々の群れは行くのよ

(さいだいのみすはまだ)

最大のミスはまだ

(あなたわたしのなかにいるみたい)

あなた私の中にいるみたい

(いるみたい)

いるみたい

(そうちょうのえき、まだ、)

早朝の駅、まだ、

(ひがいしゃのかぜがつよい？)

被害者の風が強い？

(ばいばいわたしもまだいえるでしょうか)

バイバイ私もまだ言えるでしょうか

(じぶんにばいばい)

自分にバイバイ

(そうちょうのえき、まだ、)

早朝の駅、まだ、

(ひがいしゃのかぜがつよい？)

被害者の風が強い？

(ばいばいわたしもまだいえるでしょうか)

バイバイ私もまだ言えるでしょうか

(じぶんにばいばい)

自分にバイバイ

(たいらにならされたあたしのうえを)

平らに均されたあたしの上を

(ひとびとのむれはいくのよ)

人々の群れは行くのよ

(さいだいのみすはまだあなたわたしの)

最大のミスはまだあなたわたしの

(けっしていえないからね)

決して言えないからね

(もうばいばい)

もうバイバイ

(むぼうをみにまとい)

無謀を身にまとい

(せいじゃくのこうしんさ)

静寂の行進さ