氷解ーれん

(ふかまるたびにきみをかんじる)

深まる度に君を感じる

(あたたかいはるのかぜにのって)

暖かい春の風にのって

(えいえんをねがうほどにくるしくなった)

永遠を願う程に苦しくなった

(きみはうそがつけないから)

君は嘘がつけないから

(このままふたりべつのせかいに)

このまま二人別の世界に

(わだかまりはおいていけばいい)

蟠りは置いていけばいい

(もうはなれない、とどかないばしょにきえてしまえばいい)

もう離れない、届かない場所に消えてしまえばいい

(こおりついたきみのこころ)

凍りついた君の心

(とかしてあげたかったんだ)

解かしてあげたかったんだ

(いまだけはすべてわすれて)

今だけは全て忘れて

(きみにはぼくがいるってしってほしいから)

君には僕がいるって知って欲しいから

(かわらないあいをとどけるよ)

変わらない愛を届けるよ

(さびしいときはそばにおいでよ)

寂しい時は　傍においでよ

(ことばはいらない、きみをつつむから)

言葉はいらない、君を包むから

(むりしたえがおで、かめんかぶって)

無理した笑顔で、仮面かぶって

(きみがこわれてしまうから)

君が壊れてしまうから

(しってるよまわりがおもうほどつよいこじゃないことも)

知ってるよ周りが思う程強い子じゃないことも

(きこえるよこえにだせないきみのほんねも)

聞こえるよ声に出せない君の本音も

(たよることすらできずにひとりかかえこんでいる)

頼る事すら出来ずに一人抱え込んでいる

(そんなきみほっとけないよ)

そんな君　ほっとけないよ

(こおりついたきみのこころ)

凍りついた　君の心

(とかしてあげたかったんだ)

溶かしてあげたかったんだ

(いまだけはぼくをみつめて)

今だけは僕を見つめて

(きみいがいはぼくのひとみにうつらない)

君以外は僕の瞳に映らない

(ほかのだれでもない、きみじゃなきゃいけないとしった)

他の誰でもない、君じゃなきゃいけないと知った

(もうにどとであえないってわかっているから)

もう二度と出会えないって分かっているから

(かわらないあいをとどけるよ)

変わらない愛を届けるよ

(ゆずれないぼくのおもいびと)

譲れない僕の想い人