東京/colormal
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歌詞(問題文)
(くらしのなかですこしきしんでいる)
暮らしの中で少し軋んでいる。
(しらないばしょへあしがいそいでいる)
知らない場所へ足が急いでいる。
(きせつがぜいたくにめぐってる)
季節が贅沢に巡ってる。
(こぶしのあわいはながちったあと)
コブシの淡い花が散ったあと、
(ぺーじをめくるゆびがまどっている)
ページを捲る指が惑っている。
(ひそかなしあわせはまっていて)
密かな幸せは待っていて、
(ぼくらはいつだってつかいきり)
僕らはいつだって使いきり。
(こころなんてわからないなってさ)
「心なんて分からないな」ってさ
(わらってないてみたんだ)
笑って泣いてみたんだ。
(ねえおかしいでしょうちがうかな)
ねえ可笑しいでしょう、違うかな。
(かわれなくてふろうしたってまたぼくはもがいてる)
変われなくて浮浪したって、また僕はもがいてる。
(からめたゆびをすっとほどいていく)
絡めた指をすっと解いていく。
(りんじんあいってなんだっておもうな)
隣人愛ってなんだって思うな。
(あんなにほしがったものすべて)
あんなに欲しがったもの全て、
(だれかにさしだせてしまうから)
誰かに差し出せてしまうから。
(ことばなんてわからないなっていう)
「言葉なんて分からないな」って言う
(あなたのそのよこがおがきれいっておもうからばかだね)
あなたのその横顔が綺麗って思うから、馬鹿だね。
(ほんとうなんてうそみたいでしんじられずにいたよ)
本当なんて嘘みたいで信じられずにいたよ。
(さくらだ)
桜だ。
(かいさつをぬけたらなんどもとおったきみのまちだ)
改札を抜けたら何度も通った君の街だ。
(でもそこにきみはいなくて、むなしいほどかぜになびくはなが)
でもそこに君はいなくて、虚しいほど風に靡く花が。
(ことばなんてわからないなってさ)
「言葉なんて分からないな」ってさ
(こえになるまえのこえでぼくをせめないでよわかってる)
声になる前の声で僕を責めないでよ。分かってる。
(ほんとうなんてうそみたいでしんじきれずにいたよ)
本当なんて嘘みたいで信じきれずにいたよ。
(さくらだあなただ)
桜だ、あなただ。