小説 義足と君と

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投稿者投稿者のうさんいいね0お気に入り登録1
プレイ回数399難易度(4.2) 827打 長文
小説シリーズ第3弾!
オリジナル!
そろそろネタが尽きてきた。ww

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問題文

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(ぼくのぎそくはいきている。)

僕の義足は生きている。

(というのも、ぼくがしょうがっこうのころじこにあったから。)

というのも、僕が小学校の頃事故にあったから。

(ぼくはそのじこでひだりあしをうしなった。)

僕はその事故で左足を失った。

(もっともあしだけですんでよかったとおもうひともいるだろう。)

最も足だけですんでよかったと思う人もいるだろう。

(だがそうではない。)

だがそうではない。

(ぼくがくるまにひかれかけたときたすけてくれたおねえさんがいた。)

僕が車にひかれかけたとき助けてくれたお姉さんがいた。

(そのおねえさんがぼくをたすけてくれたのはぐうぜんではなかった。)

そのお姉さんが僕を助けてくれたのは偶然ではなかった。

(ぼくはずっとすとーかーされていたのだ。)

僕はずっとストーカーされていたのだ。

(そのおねえさんのおかげでぼくはたすかった。)

そのお姉さんの御蔭で僕は助かった。

(だがそのおねえさんはひだりあしいがい、うしなった。)

だがそのお姉さんは左足以外、失った。

(おねえさんはくるまにひかれてよくうごかないくちびるをうごかしてこういった。)

お姉さんは車にひかれてよく動かない唇を動かしてこういった。

(「きみがたすかってよかった。さぁ、きみのそのひだりあしのかわりにわたしのあしをつかいなよ」)

「君が助かってよかった。さぁ、君のその左足の代わりに私の足を使いなよ」

(ぼくはこんなありがたいはなしがあることかとおもいながらうなずいた。)

僕はこんなありがたい話があることかと思いながらうなずいた。

(おいしゃさんはぼくのあしにおねえさんのあしをつけるしゅじゅつをいった。)

お医者さんは僕の足にお姉さんの足をつける手術を行った。

(ぼくはいきているぎあしをつけられてまんぞくだった。)

僕は生きている義足を付けられて満足だった。

(しゅじゅつがおわりますいがきれてめがさめたときふとこえがきこえた。)

手術が終わり麻酔が切れて目が冷めたときふと声が聞こえた。

(それはあのおねえさんのこえだった。)

それはあのお姉さんの声だった。

(「これできみとわたしはえいえんにいっしょはーと」)

「これで君と私は永遠に一緒♡」

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