明治維新ROCK

(いざかいかくめいじいしん)

いざ改革　明治維新

(あらたなきほんほうしんごかじょうのごせいもん)

新たな基本方針　五箇条の御誓文

(ばんきこうろんにけっすべし)

「万機公論ニ決スベシ」

(まずははんせきほうかんさらにはいはんちけん)

先ずは版籍奉還　更に廃藩置県

(そしてしみんびょうどう)

そして四民平等

(こうぞくかぞくしぞくへいみん)

「皇族、華族、士族、平民」

(ふこくきょうへいをかかげ)

富国強兵を掲げ、

(がくせいちょうへいれいちそかいせい)

「学制・徴兵令・地租改正」

(しょくさんこうぎょうをすすめいまうまれかわる)

殖産興業を進め、今生まれ変わる

(ばくまつをかけぬけたれんめんと)

幕末を駆け抜けた連綿と

(つらなるかいかくのいし)

連なる改革の意志

(ざんぎりあたまをたたいてみれば)

散切頭を叩いてみれば、

(ぶんめいかいかのおとがする)

文明開化の音がする

(あじあのひがしでよがあける)

亜細亜の東で夜が明ける

(じょうやくかいせいこうしょうしっぱいにおわり)

条約改正交渉、失敗に終わり

(くなんせおういわくらしせつだん)

苦難背負う岩倉使節団

(おうべいしさつしせいかんろんにはんたい)

欧米視察し、征韓論に反対

(こくりょくのじゅうじつさいゆうせんに)

国力の充実最優先に

(せいかんろんしじははせいふさり)

征韓論支持派は政府去り

(じゆうみんけんうんどうへ)

自由民権運動へ

(どうじにしぞくのはんらんは)

同時に士族の反乱は

(せいなんせんそうへ)

西南戦争へ

(ばくまつをかけぬけたししたち)

幕末を駆け抜けた志士達

(たもとをわかつまで)

袂を分かつまで

(いのちとしてかなえたのはきんだいかのゆめ)

命賭して叶えたのは近代化の夢

(ついにはっぷされただいにっぽんていこくけんぽう)

ついに発布された　大日本帝国憲法

(どいつけんぽうにならいきんだいこっかへ)

ドイツ憲法に倣い　近代国家へ

(にっしんせんそうしょうりして)

日清戦争、勝利して

(しものせきじょうやくをむすべど)

下関条約を結べど

(さんごくかんしょうりょうとうはんとう)

三国干渉、遼東半島

(へんかんはよぎなく)

返還は余儀なく

(にちろせんそうしょうりして)

日露戦争、勝利して

(ぽーつますじょうやくをむすぶ)

ポーツマス条約を結ぶ

(ふびょうどうのじょうやくかいせい)

不平等の条約改正

(ばくまつよりのひがんじょうじゅし)

幕末よりの悲願成就し

(ていこくしゅぎのひがともる)

帝国主義の火が灯る