おくのほそ道 序文
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | づかおた | 4596 | C++ | 5.4 | 86.1% | 124.0 | 679 | 109 | 18 | 2024/10/25 |
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問題文
(つきひははくたいのかかくにして、)
月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、
(ゆきかふとしもまたたびびとなり。)
行(ゆ)きかふ年もまた旅人なり。
(ふねのうえにしょうがいをうかべ、)
舟の上に生涯をうかべ、
(うまのくちとらえておいをむかふるものは、)
馬の口とらえて老をむかふるものは、
(ひびたびにしてたびをすみかとす。)
日々旅にして旅を栖(すみか)とす。
(こじんもおおくたびにしせるあり。)
古人(こじん)も多く旅に死せるあり。
(よもいづれのとしよりか、へんうんのかぜにさそはれて、)
よもいづれの年よりか、片雲(へんうん)の風にさそはれて、
(ひょうはくのおもひやまず、かいひんにさすらへ、)
漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、
(こぞのあきこうしょうのはおくに)
去年(こぞ)の秋江上(こうしょう)の破屋に
(くものふるすをはらひて、ややとしもくれ、)
くもの古巣をはらひて、やや年も暮(くれ)、
(はるたてるかすみのそらにしらかわのせきこえんと、)
春立てる霞の空に白河の関こえんと、
(そぞろがみのものにつきてこころをくるはせ、)
そぞろ神の物につきて心をくるはせ、
(どうそじんのまねきにあひて、とるものてにつかず。)
道祖神のまねきにあひて、取るもの手につかず。
(ももひきのやぶれをつづり、かさのおつけかえて、)
ももひきの破れをつづり、笠の緒付けかえて、
(さんりにきゅうすゆるより、まつしまのつきまずこころにかかりて、)
三里に灸すゆるより、松島の月まず心にかかりて、
(すめるかたはひとにゆずり、さんぷうがべっしょにうつるに、)
住める方は人に譲り、杉風(さんぷう)が別墅(べっしょ)に移るに、
(くさのともすみかわるよぞひなのいえ)
草の戸も 住替る代ぞ ひなの家
(おもてはちくをいおりのはしらにかけおく。)
面八句(おもてはちく)を庵の柱にかけ置く。