mononoke2
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問題文
(いくさ)
戦
(くるな)
来るな
(まわりこめ)
回り込め
(やろう、かぶとくびだ)
野郎、兜首だ
(しょうぶ、しょうぶ)
勝負、勝負
(やめろ!)
やめろ!
(なんだこのうでは)
なんだこの腕は
(にがさぬぞ、けんざん)
逃がさぬぞ、見参
(おしとおる、じゃまするな!)
押し通る、邪魔するな!
(おにだ)
鬼だ
(あざがこくなっている)
痣が濃くなっている
(なんとも、さゆみたいなめしだな)
なんとも、白湯みたいな飯だな
(お、いたいた)
お、いたいた
(これでよいか)
これでよいか
(なんだいこりゃ)
何だいこりゃ
(おあしじゃないじゃないか。おあしがなきゃこめをかえしな)
御足じゃないじゃないか。御足がなきゃ米を返しな
(まてまて。せっそうがみてやろう)
待て待て。拙僧が見てやろう
(お、これは)
お、これは
(おんな、これはさきんのおおつぶだぞ)
女、これは砂金の大粒だぞ
(そうだぜにがいいならだいきんはわしがはらおう。これをゆずってくれ)
そうだ銭がいいなら代金はわしが払おう。これを譲ってくれ
(みなのしゅう、このちかくにりょうがえやはおらんかの。ああ、おらんか)
皆の衆、この近くに両替屋はおらんかの。ああ、おらんか
(せっそうのみるところ、こめいっぴょうか、いやさんぴょうか)
拙僧の見るところ、米一俵か、いや三俵か
(ああ、ちょっとまちなさい)
ああ、ちょっと待ちなさい
(かえしとくれ、あたしんだから)
返しとくれ、あたしんだから
(おい、そういそがれるな)
おい、そう急がれるな
(いや、れいなどもうすきはない。れいをいいたいのはせっそうのほうでな)
いや、礼など申す気はない。礼を言いたいのは拙僧の方でな
(いなかざむらいのこぜりあいにまきこまれたおり、そなたのおかげでたすかったのだ)
田舎侍の小競り合いに巻き込まれた折り、そなたのおかげで助かったのだ
(いや、きしんのごときとはまさにあれだな)
いや、鬼神の如きとはまさにあれだな
(ほほう、きづいたか)
ほほう、気づいたか
(ひとまえでさきんなどみせるとな、まことにひとのこころのすさむこと、あさのごとしだ)
人前で砂金など見せるとな、誠に人の心の荒むこと、麻のごとしだ
(ねこみをおそわれてもつまらぬ。はしるか。え)
寝込みを襲われてもつまらぬ。走るか。え
(ほう。いのししがたたりがみになったか)
ほう。イノシシがタタリ神になったか
(あしあとをおってきたのですが、さとにおりたとたんわからなくなりました)
足跡を追ってきたのですが、里に下りたとたん分からなくなりました
(そりゃあそうだろう。そこらをみなさい)
そりゃあそうだろう。そこらを見なさい
(このまえきたときは、ここにもそれなりのむらがあったのだがな)
この前来たときは、ここにもそれなりの村があったのだがな
(こうずいかじすべりか、さぞたくさんしんだろうに)
洪水か地滑りか、さぞたくさん死んだろうに
(いくさ、いきだおれ、やまいにうえ。じんかいはうらみをのんでしんだもうじゃでひしめいとる)
戦、行き倒れ、病に飢え。人界は恨みを呑んで死んだ亡者でひしめいとる
(たたりというならこのよはたたりそのもの。うん、うまい)
祟りというならこの世は祟りそのもの。うん、旨い
(さとへおりたのはまちがいでした。ふたりもあやめてしまった)
里へ下りたのは間違いでした。二人も殺めてしまった
(いや、おかげでせっそうはたすかった。わんをだしなさい。まずくわねば)
いや、おかげで拙僧は助かった。椀を出しなさい。まず食わねば
(ひとはいずれしぬ。おそいかはやいかだけだ。ほう、みやびなわんだな)
人はいずれ死ぬ。遅いか早いかだけだ。ほう、雅な椀だな
(そなたをみているとふるいしょにつたわるいにしえのたみをおもいだす)
そなたを見ていると古い書に伝わる古の民を思い出す
(ひがしのはてにあかしかにまたがりいしのやじりをつかうゆうかんなるえみしのいちぞくあり、とな)
東の果てに赤鹿に跨り石の矢じりを使う勇敢なるエミシの一族あり、とな
(かんじんなことはしにくわれぬことだ。いや、これはししょうのうけうりだがな)
肝心なことは死に食われぬことだ。いや、これは師匠の受け売りだがな
(さ、そなたのこめだ、どんどんくえ)
さ、そなたの米だ、どんどん食え
(このようなものをみたことはありませんか)
このようなものを見たことはありませんか
(これは)
これは
(いのししのからだからでてきました。きょだいないのししにひんしのきずをあたえたものです)
イノシシの身体から出てきました。巨大なイノシシに瀕死の傷を与えたものです
(これよりさらににしににしにすすむと、)
これよりさらに西に西に進むと、
(やまのおくのまたやまおくにひとをよせつけぬふかいもりがある。ししがみのもりだ)
山の奥のまた山奥に人を寄せ付けぬ深い森がある。シシ神の森だ
(ししがみのもり)
シシ神の森
(そこではけものはみなおおきく、たいこのままにいきているときいた)
そこでは獣はみな大きく、太古のままに生きていると聞いた
(やはりいくか)
やはり行くか