mononoke7

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投稿者投稿者もけけいいね0お気に入り登録
プレイ回数33難易度(2.8) 2048打 かな

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問題文

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(もののけひめだ)

もののけ姫だ

(もののけひめだ)

もののけ姫だ

(やめろ)

やめろ

(そなたとたたかいたくない)

そなたと戦いたくない

(このやろう)

この野郎

(うえだ、とんだぞ)

上だ、跳んだぞ

(やねのうえだ)

屋根の上だ

(ごてんのほうへいくぞ)

御殿の方へ行くぞ

(はいってきたのはひめひとりだ)

入ってきたのは姫一人だ

(おのれ)

おのれ

(かがりびをふやせ。いしびやしゅうはさくをかためてそとへにがすな)

かがり火を増やせ。石火矢衆は柵を固めて外へ逃がすな

(もちばをはなれるな。うろたえるんじゃねえぞ)

持ち場を離れるな。うろたえるんじゃねえぞ

(このやねのうえにいるらしいよ)

この屋根の上にいるらしいよ

(さわぐんじゃない。やすまずふみな。ひをおとすととりかえしがつかないよ)

騒ぐんじゃない。休まず踏みな。火を落とすと取り返しがつかないよ

(ひとりか)

一人か

(ああ。よほどおいつめられたとみえます。えぼしさまをねらってのことでしょう)

ああ。余程追い詰められたと見えます。エボシさまを狙ってのことでしょう

(しかたがない。きなさい)

仕方がない。来なさい

(とまれ、とまれ)

止まれ、止まれ

(どこどこ)

どこどこ

(もののけひめ、きこえるか。わたしはここにいるぞ)

もののけ姫、聞こえるか。私はここにいるぞ

など

(おまえがいちぞくのかたきをうとうというなら、)

お前が一族の仇を討とうというなら、

(こちらにもやまいぬにくいころされたおっとのむねんをはらそうと、こころにきめたものたちがいる)

こちらにも山犬に食い殺された夫の無念を晴らそうと、心に決めた者たちがいる

(でておいで、こんやこそけりをつけてやる)

出ておいで、今夜こそけりをつけてやる

(でたいたぞ)

出た いたぞ

(あんなところにいやがる)

あんなところにいやがる

(もののけひめか)

もののけ姫か

(おりてきやがれ)

降りてきやがれ

(まえをあけろ。ながれだまにあたるぞ)

前を開けろ。流れ弾にあたるぞ

(まえをあけろまえをあけろ)

前を開けろ 前を開けろ

(わなだ)

罠だ

(やめろやまいぬのひめ。もりへかえれ。みすみすしぬな。しりぞくもゆうきだ。もりへかえれ)

やめろ 山犬の姫。森へ帰れ。みすみす死ぬな。退くも勇気だ。森へ帰れ

(あいつ、やはり)

あいつ、やはり

(すきなようにさせておけ)

好きなようにさせておけ

(やった、おちたぞ)

やった、落ちたぞ

(うごくな。くびだけになってもくらいつくのがやまいぬだ。おちたところをねらいな)

動くな。首だけになっても食らいつくのが山犬だ。落ちたところを狙いな

(はい)

はい

(はなて)

放て

(うごくな)

動くな

(しっかりしろ)

しっかりしろ

(やめろやっちまえにがしちゃだめだよころせ)

やめろ やっちまえ 逃がしちゃだめだよ 殺せ

(ごんざさま、おきをたしかに)

ゴンザさま、お気を確かに

(おれにかまうな。いけ)

俺にかまうな。行け

(うぬはやはりもののけのたぐいか。とまれ)

うぬは やはりもののけの類か。止まれ

(どいてくれ)

どいてくれ

(なんのまねだ、あしたか)

何の真似だ、アシタカ

(このむすめのいのち、わたしがもらう)

この娘の命、私がもらう

(そのやまいぬをよめにでもするきか)

その山犬を嫁にでもする気か

(そなたのなかにはやしゃがいる。このむすめのなかにもだ)

そなたのなかには夜叉がいる。この娘の中にもだ

(みなみろ。これがみのうちにすくうにくしみとうらみのすがただ)

皆見ろ。これが身の内に巣食う憎しみと恨みの姿だ

(にくをくさらせ、しをよびよせるのろいだ。これいじょうにくしみにみをゆだねるな)

肉を腐らせ、死を呼び寄せる呪いだ。これ以上憎しみに身を委ねるな

(さかしらにわずかなふうんをみせびらかすな。そのみぎうで、きりおとしてやる)

賢しらにわずかな不運を見せびらかすな。その右腕、切り落としてやる

(えぼしさま)

エボシさま

(だれか、てをかしてくれ。しんぱいするな。じきにきがつく)

誰か、手を貸してくれ。心配するな。じきに気が付く

(はやくみずをもっといで)

早く水を持っといで

(このむすめわたしがもらいうける)

この娘私が貰い受ける

(おまち。にがしゃしないよ。よくもえぼしさまを)

お待ち。逃がしゃしないよ。よくもエボシさまを

(う、うごくんじゃない)

う、動くんじゃない

(きよ、やめな)

キヨ、やめな

(あたったのにあるいとる)

当たったのに歩いとる

(えぼしさまは)

エボシさまは

(ご、ごぶじです)

ご、ご無事です

(おれのいしびやをもってこい。いしびやしゅうはここにあつまれ。このままにがしてなるか)

俺の石火矢を持ってこい。石火矢衆はここに集まれ。このまま逃がしてなるか

(おとき、はやく)

おトキ、早く

(あんた)

あんた

(だんな、ここはとおれねえ。ゆるしがなければもんはあけられねえんだ)

旦那、ここは通れねえ。許しがなければ門は開けられねえんだ

(どうか、おもどりを)

どうか、お戻りを

(あなたはなかまをたすけてくださった。てきにしとうありません)

あなたは仲間を助けてくださった。敵にしとうありません

(どうか)

どうか

(わたしはじぶんのあしでここへきた。じぶんのあしでここをでていく)

私は自分の足でここへ来た。自分の足でここを出ていく

(むりです。じゅうにんかかってあけるとびらです)

無理です。十人かかって開ける扉です

(だんないけねえ。しんじまう)

旦那いけねえ。死んじまう

(うごいた)

動いた

(どけ)

どけ

(やまいぬだ。ひ、ひ、ひ)

山犬だ。火、火、火

(やめろ。そなたたちのひめはぶじだ)

やめろ。そなたたちの姫は無事だ

(いまそっちへいく。やっくるいこう)

今そっちへ行く。ヤックル行こう

(せわになった)

世話になった

(いってしまわれた)

行ってしまわれた

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