下を向いて帰ろう

(したをむいてあるいたって)

下を向いて　歩いたって

(べつにべつにべつにいいじゃねーか)

別に別に別に　いいじゃねーか

(なんにもないそらみるより)

何にもない　空見るより

(ずっとずっとずっといいじゃねーか)

ずっとずっとずっと　いいじゃねーか

(ふまれてつぶれちまったおれによくにた)

踏まれて潰れちまった　俺によく似た

(ざっそうがわらいかけてくれた)

雑草が笑いかけてくれた

(このまちでくらすならつらいことなど)

この街で暮らすなら　つらい事など

(わすれてしまえばいいのさ)

忘れてしまえばいいのさ

(よぞらにうかんだあのつきをみるたび)

夜空に浮かんだ　あの月を見るたび

(なさけねーけどいなかにかえりたくなるんだ)

情けねーけど　田舎に帰りたくなるんだ

(だからこんなひはしたをむいて)

だからこんな日は下を向いて

(したをむいてかえろう)

下を向いて帰ろう

(たまにうしろふりかえったって)

たまに後ろ　振り返ったって

(べつにべつにべつにいいじゃねーか)

別に別に別に　いいじゃねーか

(ふあんなみらいおびえるより)

不安な未来　怯えるより

(ずっとずっとずっといいじゃねーか)

ずっとずっとずっと　いいじゃねーか

(いろあせまがっちまった)

色あせ曲がっちまった

(おれにくにたしゃしんがしかりつけてくれた)

俺にく似た　写真が叱りつけてくれた

(やくそくもできずにゆめをえらんだ)

約束もできずに　夢を選んだ

(つよがるこころはふるえてた)

強がる心は震えてた

(まちじゅういろどるあのいるみねーしょん)

街中彩る　あのイルミネーション

(なさけねーけど)

情けねーけど

(あいつにあいたくなるんだ)

あいつに逢いたくなるんだ

(だからこんなひはしたをむいて)

だからこんな日は下を向いて

(したをむいてかえろう)

下を向いて帰ろう

(よぞらにうかんだ)

夜空に浮かんだ

(あのつきをみるたび)

あの月を見るたび

(なさけねーけど)

情けねーけど

(いなかにかえりたくなるんだ)

田舎に帰りたくなるんだ

(だからこんなひはしたをむいて)

だからこんな日は下を向いて

(したをむいてかえろう)

下を向いて帰ろう