最深

(そうわたしはわたしがきらい)

そう私は私が嫌い

(きょうかんはしんじないすべてはうそ)

共感は信じない　全ては嘘

(ひばいのよくきくくすりも)

非売の良く効く薬も

(こころのあざまでいやしちゃくれない)

心のアザまで癒しちゃくれない

(あがくこともつかれいまはもう)

足掻く事も疲れ今はもう

(のばしたてもはなしてしまった)

伸ばした手も離してしまった

(だけど)

だけど

(わたしのこどくわたしのものだ)

私の孤独私のものだ

(りかいはできないうばえやしない)

理解は出来ない奪えやしない

(むねさすようないたみさえもいまはただただ)

胸刺す様な痛みさえも　今はただただ

(だから)

だから

(だいきらいなじぶんといきる)

大嫌いな自分と生きる

(くらいつらいさいしんをしんじるの)

暗い辛い最深を信じるの

(おもいだしてころしてしまいたいかこを)

思い出して殺してしまいたい過去を

(もうおわってしまえなにもかもが)

もう終わってしまえ　何もかもが

(そういってきりさいたしゃしんのなか)

そう言って切り裂いた写真の中

(なにもかもをなくしたとき)

何もかもを無くした時

(さいごにすがれるものはそこにだけ)

最後に縋れる物はそこにだけ

(ねたみやこうかいをかくして)

妬みや後悔を隠して

(いきのびるのみにくいでしょ)

生き延びるの醜いでしょ

(でもね)

でもね

(じぶんぎらいのわたしにしか)

自分嫌いの私にしか

(つたえられないことばがある)

伝えられない言葉がある

(ふけばとぶようなはかないひでもただただ)

吹けば飛ぶような儚い火　でもただただ

(それはみちゆくだれかのあしをてらし)

それは道ゆく誰かの足を照らし

(みらいになうともしびとなるの)

未来担う灯火となるの

(わすれないでたしかなみちしるべを)

忘れないで確かな道標を

(まよわないすべもただしいこたえも)

迷わない術も正しい答えも

(わたしにはわからないだけどね)

私には分からない　だけどね

(そのきずやうそもちにくとなり)

その傷や嘘も血肉となり

(あなたをつくるから)

あなたを作るから

(だけど)

だけど

(わたしのこどくわたしのものだ)

私の孤独私のものだ

(りかいはできないうばえやしない)

理解は出来ない奪えやしない

(むねさすようないたみさえもいまはただただ)

胸刺す様な痛みさえも　今はただただ

(だから)

だから

(だいきらいなじぶんといきる)

大嫌いな自分と生きる

(くらいつらいさいしんをしんじるの)

暗い辛い最深を信じるの

(けしさってしまいたいきずやうそも)

消し去ってしまいたい傷や嘘も

(のみこんでいまここてらしだせば)

飲み込んで今ここ照らし出せば

(ふかいやみもこわくないから)

深い闇も怖くないから