夢を手に、戻れる場所もない日々を/フランシュシュ

(ゆめのようなはてのみえないひび)

夢のような　果ての見えない日々

(うけとめてあすをさがしにふみだそう)

受け止めて　明日を探しに踏み出そう

(おもいでのまちかわったけしき)

思い出の町　変わった景色

(さまようまよいごのよう)

さまよう　迷い子のよう

(せめてまえをゆこうむねのきずだきしめて)

せめて　前を行こう　胸の傷抱きしめて

(ふりむくりゆうはもうないから)

振り向く理由は　もうないから

(ゆめをてにもどれるばしょもないひびを)

夢を手に　戻れる場所もない日々を

(かけがえのないたびといえるようにゆこう)

かけがえのない旅と　言えるようにいこう

(ゆめのようにわすれられてもいいわすれない)

夢のように　忘れられてもいい　忘れない

(ひがしずんでもふみだそう)

日が沈んでも　踏み出そう

(かわをこえるとゆれるかげろう)

川を超えると　揺れる陽炎

(かすかにあのひとのよう)

かすかに　あの人のよう

(いまはさきをゆこう)

今は　先を行こう

(ささやかなつよがりであたらしいあしたをうかべながら)

ささやかな強がりで　新しい明日を浮かべながら

(あてのないやぶれたちずのむこうへと)

あてのない　破れた地図の向こうへと

(すてられないおもにをいっしょにせおってゆこう)

捨てられない重荷を　一緒に背負って行こう

(あのころにほこりたくなるほどまっすぐに)

あの頃に　誇りたくなるほど　まっすぐに

(あめにぬれてもえがおで)

雨にぬれても　笑顔で

(あたたかいなみだをぬくもりのあさを)

温かい涙を　ぬくもりの朝を

(なくしたいみならさがせるから)

失くした意味なら　探せるから

(ゆめをてにもどれるばしょもないひびを)

夢を手に　戻れる場所もない日々を

(かけがえのないたびといえるようにゆこう)

かけがえのない旅と　言えるように行こう

(ゆめのようにわすれられてもいいわすれない)

夢のように　忘れられてもいい　忘れない

(ひがしずんでもふみだそう)

日が沈んでも　踏み出そう

(はてをしんじてふみだそう)

果てを信じて　踏み出そう