選べない決められないあなたへ

(けんたうろすのけんたは)

ケンタウロスのケンタは

(はんぶんにんげんではんぶんうまのからだをもっていた)

半分人間で半分馬の体を持っていた。

(こうげんのはらっぱをさんぽしていたらおなかがすいてきた)

高原の原っぱを散歩していたらおなかが空いてきた。

(けんたはかんがえた)

ケンタは考えた。

(いんしょくてんでたべるべきかそれともぼくそうをたべるべきか)

飲食店で食べるべきか？それとも牧草を食べるべきか？

(きめられなかったのでたべなかった)

決められなかったので食べなかった。

(よるになってけんたはねむくなりかんがえた)

夜になってケンタは眠くなり考えた。

(どこにとまるべきかほてるかそれともうまごやか)

どこに泊まるべきか？ホテルか？それとも馬小屋か？

(きめられなかったのでねむらなかった)

決められなかったので眠らなかった。

(たべずねむらずだったのでけんたはびょうきになった)

食べず眠らずだったのでケンタは病気になった

(そしてかんがえただれをよぶべきかいしゃかそれともじゅういか)

そして考えた。誰を呼ぶべきか？医者か？それとも獣医か？

(きめられなかったのでだれもよぶことができずけんたはいきたえた)

決められなかったので誰も呼ぶことができずケンタは息絶えた。

(けんたはどんなしんじこみをもっていたんでしょう)

ケンタはどんな信じ込みを持っていたんでしょう？

(それはせいかいをえらばないといけない)

それは正解を選ばないといけない、

(まちがったせんたくをしてはいけないといったしんじこみです)

間違った選択をしてはいけないといった信じ込みです。

(このようなしんじこみをもっているひとはなかなかきめることができない)

このような信じ込みを持っている人はなかなか決める事が出来ない

(まちがったせんたくなどありませんなにをえらんでもいいんです)

間違った選択などありません。何を選んでもいいんです。

(なにをえらんでもそれをえらんだことのいみを)

何を選んでもそれを選んだ事の意味を

(じぶんでつくっていけばいいんです)

自分で創っていけばいいんです。

(じぶんでせいかいにしてしまえばいい)

自分で正解にしてしまえばいい。