かくれんぼ

(どんなにとおくにはなれてもどんなにかくれても)

どんなに遠くに離れても・・・　どんなにかくれても・・・

(どんなにちいさくしずかでも)

どんなに小さく静かでも・・・

(きみをみつけだすよきみにあいにいくよ)

キミを見つけだすよ・・・　キミに会いに行くよ。

(おれんじゆうひかえってくうたいながら)

オレンジ夕日帰ってく　歌いながら

(でんしんばしらのかげふんでかえるふりをしていた)

電信柱のかげ踏んで　帰るふりをしていた。

(とくいのみちくさしてもぅひとあそびして)

とくいの道草して、もぅ一遊びして

(こうえんかしきりかくれんぼかえらないごじまでは)

公園貸し切り「かくれんぼ」　帰らない　5時までは・・・

(おにきめじゃんけん！！のびてくかげあかいおにになって)

鬼決めジャンケン!!　のびてく影　赤い鬼になって

(つぶっためせなかじゅうからきえてくこえ)

つぶった目、背中じゅうから　消えてく声

(もういいよ！！)

「もういいヨ!!」

(いちばんちかくにいるきみにいちばんかくしてた)

一番近くにいるキミに・・・　一番かくしてた・・・

(いちばんはやくみつけたくて)

一番早く見つけたくて・・・

(ひろいこのそらのしたちっちゃいむねのなかで)

広いこの空の下、ちっちゃいムネの中で。

(かみさまだけはしってたてれくさかった)

神様だけは知ってた　テレくさかった

(なによりだれよりかくしてたきみをすきなきもち)

何より誰よりかくしてた　キミを好きな気持ち・・・

(すべりだいのしたのほうかげがひとつ)

すべり台の下の方　影が一つ

(ばればれなのにみえないふりこのきもちこいごころ)

バレバレなのに見えないふり　この気持ち恋心。

(むかしはあんなにつめかんだりゆびをならしてたり)

昔はあんなに爪かんだり　指をならしてたり

(いまはもうきみのくせさえかこけいでも)

今はもうキミの癖さえ　過去形でも・・・

(だいすき！！)

「大好き!!」

(どんなにとおくにはなれてもどんなにかくれても)

どんなに遠くに離れても・・・　どんなにかくれても・・・

(どんなにちいさくしずかでも)

どんなに小さく静かでも・・・

(かくれてる？？かくしてる！！はつこいのかくれんぼ)

「かくれてる??」　「かくしてる!!」　初恋の「かくれんぼ」

(いちばんちかくにいるきみにいちばんかくしてた)

一番近くにいるキミに・・・　一番かくしてた・・・

(いちばんはやくみつけたくて)

一番早く見つけたくて・・・

(とおいおさないおもい)

遠い・おさない・想い

(どんなにとおくにはなれてもどんなにかくれても)

どんなに遠くに離れても・・・　どんなにかくれても・・・

(どんなにちいさくしずかでも)

どんなに小さく静かでも・・・

(ずっとおわらないからずっとわすれないから)

ずっと終わらないから。ずっと忘れないから。

(はつこいのかくれんぼ)

初恋の「かくれんぼ」。