卑弥呼外伝
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歌詞(問題文)
(にちりんのぼりさんがめざめ)
日輪昇り 山河(さんが)目覚め
(ひびにめぶくひとのこころ)
日々に芽吹く 人の心
(わがいのちえらびしは)
わが命 選びしは
(このばしょかこのときか)
この場処か この時か
(ゆうきゅうをたどるはての)
悠久を 辿る果ての
(いかなよにもいづるまどい)
如何な世にも 出づる惑い
(せきららのたましいは)
赤裸々の たましいは
(むげんなるばんゆうの)
無限なる 万有の
(かくとなるかげとひかり)
核となる 陰と陽(ひかり)
(ひびきあえともにあるよろこびのとおきはどう)
響き合え共にある 慶びの遠き波動
(こどくゆえにみちるゆめよ)
孤独ゆえに 満ちる夢よ
(ぬひのようにきみをこうる)
奴婢(ぬひ)のように 君を恋うる
(かぜをきけつきをよみ)
風を聴け 月を読み
(ああひみこひのなみだは)
ああ卑弥呼 緋の涙は
(おんみがさいごにのこすこえ)
御身が最後に残す声
(のちのよまできざむにっしょう)
後の世まで 刻む日章
(われわれをえらびしは)
われわれを 選びしは
(このくにのこのじだい)
この國の この時代
(つながれたちのことわり)
繋がれた 血の理(ことわり)
(すくいだせだくりゅうのどろのなかともるほのお)
掬い出せ濁流の 泥の中 点る炎
(おわりのこぬへいあんへと)
終わりの来ぬ 平安へと
(みこのようにきみをあがむ)
巫女のように 君を祟(あが)む
(いわくだけなみをしる)
岩砕け 波を知る
(ああひみこわたすことば)
ああ卑弥呼 渡す祝詞(ことば)
(ちじょうにまじわるいのりごえ)
地上に交わる 祈声(いのりごえ)
(おどれたおやめうめよひのくに)
踊レ手弱女(たおやめ) 産メヨ火ノ國
(うつくしこうえんわこくまほろば)
美シ紅焔(こうえん) 倭國マホロバ
(うたえますらおさかえひのくに)
唄エ益荒男(ますらお) 栄エ火ノ國
(とうとしあさひやまととこしえ)
尊シ旭日 大和トコシエ
(ひびきあえともにある)
響き合え 共にある
(くるしみのながききおく)
苦しみの 永き記憶
(こどくゆえにみちるあいよ)
孤独ゆえに 満ちる愛よ
(かみのようにわれをころせ)
神のように われを殺せ
(ああひみこああひみこ)
ああ卑弥呼 ああ卑弥呼
(かぜをきけつきをよみ)
風を聴け 月を読み
(ああひみこひのなみだは)
ああ卑弥呼 緋の涙は
(このみがさいごにささぐうた)
この身が最後に 捧ぐ唄
(てんはさばきをくだすことはできぬだろう)
天は裁きを 下すことはできぬだろう