君の街へ行くよ
1978年11月21日 吉田拓郎が32歳の時の作品
1970年代最後のスタジオアルバム
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歌詞(問題文)
(さびしいかぜにふかれていたら)
淋しい風に吹かれていたら
(きゅうにじぶんがきらいになった)
急に自分が嫌いになった
(このとかいではやりたいことの)
この都会ではやりたいことの
(はんぶんさえもままにならない)
半分さえもままにならない
(きんのゆびわときぬのどれすを)
金の指輪と絹のドレスを
(きみにかうためはたらきづくめ)
君に買うため働きづくめ
(みをこなにしててあしはぼうに)
身を粉にして手足は棒に
(いちどきすがほしいためだよ)
一度キスが欲しいためだよ
(きみのまちにいくよきみのまちにいくよ)
君の街に行くよ君の街に行くよ
(とおすぎるからちかくにいくよ)
遠すぎるから近くに行くよ
(きみをだきしめにいくよ)
君を抱きしめに行くよ
(あさひるばんとときにしばられ)
朝昼晩と時に縛られ
(あくせくいきてなにになるんだ)
あくせく生きて何になるんだ
(びるのたにまじゃろまんすさえも)
ビルの谷間じゃロマンスさえも
(ゆっくりかたるひまがないのさ)
ゆっくり語るひまがないのさ
(としをとるのをまつひとがいる)
年を取るのを待つ人がいる
(そんなむれにははいりたくない)
そんな群れには入りたくない
(れんがのまんしょんじぶんをしまう)
煉瓦のマンション自分を仕舞う
(はこをかうのがゆめじゃさびしい)
箱を買うのが夢じゃ淋しい
(きみのまちにいくよきみのまちにいくよ)
君の街に行くよ君の街に行くよ
(しばふやみどりよこぎりながら)
芝生や緑横切りながら
(きみをだきしめにいくよ)
君を抱きしめに行くよ
(しごとにはりきるそれもいいだろう)
仕事にはりきるそれもいいだろう
(らくになりたいそれもほんねさ)
楽になりたいそれも本音さ
(でもそれよりもたいせつなのは)
でもそれよりも大切なのは
(あいをほしがるきもち)
愛を欲しがる気持ち
(こいをしているすりるなきぶん)
恋をしているスリルな気分
(わすれたひとがふこうなひとさ)
忘れた人が不幸な人さ
(しあわせなんてまってもこない)
幸福なんて待っても来ない
(だからこんやうばいにいくよ)
だから今夜奪いに行くよ
(きみのまちにいくよきみのまちにいくよ)
君の街に行くよ君の街に行くよ
(きみのまどからころがりこむよ)
君の窓から転がり込むよ
(きみをだきしめにいくよ)
君を抱きしめに行くよ
(きみのまちにいくよきみのまちにいくよ)
君の街に行くよ君の街に行くよ
(ぼくのてがみがつくよりさきに)
ぼくの手紙が着くより先に
(きみをだきしめにいくよ)
君を抱きしめに行くよ