どんな結末がお望みだい？/ツユ

(なつのあつさもみなのおもいも)

夏の暑さも皆の思いも

(いつかはよかぜにふかれてもう)

いつかは夜風に吹かれてもう

(まえにしかすすめないとしったから)

前にしか進めないと知ったから(綺麗な)

(かれないでおとさないでむねにだいたはなたばを)

枯れないで落とさないで胸に抱いた花束を

(もしもおもいでのかげにてをのばしたら)

もしも思い出の影に手を伸ばしたら

(まだみぬけしきはとおざかるばかりで)

まだ見ぬ景色は遠ざかるばかりで

(まよいもとまどいもしょうめいだって)

迷いも戸惑いも証明だって

(いままでのゆめがあって)

今までの夢があって

(ふりかえればたくさんのえがおみせて)

振り返れば沢山の笑顔魅せて

(てとてをつなぎあって)

手と手をつなぎ合って

(はぐくんだきずなだけはたったひとつ)

育んだ絆だけはたったひとつ

(かなえたいゆめになんてなまえをつけようか)

叶えたい夢になんて名前をつけようか

(いたみがともなうこれはゆめとよべるのかい)

痛みが伴う此れは夢と呼べるのかい？

(こたえのないといにすがってきせつがうつりゆくようで)

答えのない問いにすがって季節が移りゆくようで

(てんちしぜんのことわりだとこころにいいきかせ)

天地自然の理だと心に言い聞かせ

(どんなけつまつがおのぞみだい)

どんな結末がお望みだい？

(このふたつのおもいはきょうぞんできないものか)

このふたつの思いは共存できないものか

(もしもはなたばにひをつけてしまったら)

もしも花束に火をつけてしまったら

(これまでつみあげたものはがらくたで)

此れまで積み上げたものはガラクタで

(ねがいもあいじょうもほんとうだっていままでのゆめをだいて)

願いも愛情も本当だって今までの夢を抱いて

(ふりかえればたくさんのかんしゃにみちて)

振り返れば沢山の感謝に満ちて

(めとめでむかいあってはぐくんだきずなだけはたったひとつ)

目と目で向かい合って育んだ絆だけはたったひとつ

(かなえたいゆめになんてなまえをつけようか)

叶えたい夢になんて名前をつけようか

(わかれがともなうこれはゆめとよべるのかい)

別れが伴う此れは夢と呼べるのかい？

(そうそうにいきづまってきせきだよりよわねはいて)

早々に行き詰まって奇跡だより弱音吐いて

(てんちしぜんのことわりにはこころもあらがえず)

天地自然の理には心も抗えず

(どんなけつまつがおのぞみだい)

どんな結末がお望みだい？

(かなえたいゆめになんてなまえをつけようか)

叶えたい夢になんて名前をつけようか

(いたみをのりこえたさきでならわらえるかい)

痛みを乗り越えた先でなら笑えるかい？

(こたえのないといにそむいてきせつはまためぐるようで)

答えのない問いに背いて季節はまた巡るようで

(てんちしぜんのことわりすらくつがえすきずなだと)

天地自然の理すら覆す絆だと

(きっとけつまつはしあわせだ)

きっと結末は幸せだ・・・