青星

(どこからきてどこへいくんだい)

どこから来てどこへ行くんだい

(こえをあげるまえになくしたかんじょうは)

産声をあげる前に亡くした感情は

(なんのためうまれてくるんだい)

なんの為生まれてくるんだい

(まためをとじるまえにあさがきた)

また目を閉じる前に朝が来た

(くうはくのしんろきぼうひょうは)

空白の進路希望表は

(にんげんふごうかくつうちにかわりはて)

人間不合格通知に変わり果て

(ろくでなしってことばが)

「ろくでなし」って言葉が

(ぼくのせつめいしょにきさいされるのです)

僕の説明書に記載されるのです

(あきらめなきゃきせきはおこるらしい)

諦めなきゃ奇跡は起こるらしい

(そうだよなやめたやつのことばはしぬんだから)

そうだよな、辞めたやつの言葉は死ぬんだから

(きれいごとはいいからよくきけよ)

綺麗事はいいからよく聴けよ

(かなわないからゆめなんだよ)

叶わないから夢なんだよ

(くもよりたかくとびたかった)

雲より高く飛びたかった

(かみひこうきはとべなかった)

紙飛行機は飛べなかった

(なぁしりうすきみになりたかった)

なぁシリウス、君になりたかった

(あのすたーはみずからしんでった)

あのスターは自ら死んでった

(あとなんかいくらいのぜつぼうで)

あと何回くらいの絶望で

(ぼくはぼくをあきらめられるだろう)

僕は僕を諦められるだろう

(もしてももしてもあきたらず)

燃しても喪しても飽き足らず

(またいくぼくはいまれっとうせい)

また逝く僕は今劣等星？

(いっせーのーせーで)

いっせーのーせーで

(かなたこころまでいけ)

彼方、心まで行け

(となりはあおいかよ)

隣は青いかよ？

(こどくなるさんちまん)

孤独なルサンチマン

(おまえのあしもとかれてるぜ)

お前の足元枯れてるぜ

(なぁこわさはよわさじゃない)

なぁ、怖さは弱さじゃない

(こどうにしたがえばいいのさ)

鼓動に従えばいいのさ

(かなえたいからゆめなんだ)

叶えたいから夢なんだ

(たいきけんつきやぶって)

大気圏突き破って

(はたをたてろさばいばー)

旗を立てろサバイバー

(どこまでいってもみつからない)

どこまで行っても見つからない

(なんのためいきるのかとうてみても)

「なんの為生きるのか？」問うてみても

(こうふくもせいこうもどりょくもね)

幸福も成功も努力もね

(ただろうひされかこにかわるのです)

ただ浪費され過去に変わるのです

(みらいはじらいへとなりくさって)

未来は地雷へとなり腐って

(いっぽふみだせばもうしんでしまいそう)

一歩踏み出せばもう死んでしまいそう

(たちどまってこばんだって)

立ち止まって拒んだって

(またかってにあさがむかえにくる)

また勝手に朝が迎えに来る

(きょうしつをとびだせば)

教室を飛び出せば

(なにかみえるはずなの)

なにか見えるはずなの

(おやのせをこせば)

親の背を越せば

(きっとなにかかわるはずなの)

きっとなにか変わるはずなの

(うみのむこうがわもそらのむこうも)

海の向こう側も空の向こうも

(はてなどなかった)

果などなかった

(きづいちゃった)

気づいちゃった

(せんをひいたやつがおとなだってさ)

線を引いたやつが「大人」だってさ

(あきらめたものがひゃっこあって)

諦めたものが百個あって

(でもつかみたいものいっこあった)

でも掴みたいもの一個あった

(やめたいりゆうもひゃっこあって)

辞めたい理由も百個あって

(うたいたいりゆうひとつひかった)

歌いたい理由一つ光った

(あとなんかいぜつぼうしたとして)

あと何回絶望したとして

(ぼくはぼくをあきらめきれないの)

僕は僕を諦めきれないの

(もしてももしても)

燃しても燃しても

(はいのなか)

灰の中

(ひかったぼくらいまなんとうせい)

光った僕ら今何等星？

(いっせーのーせーで)

いっせーのーせーで

(ふみだせないまま)

踏み出せないまま

(なくしたものばっか)

なくしたものばっか

(さがしてしまうんだよ)

探してしまうんだよ

(ぼくはただあおいままいきていたい)

僕はただ青いまま生きていたい

(いつかのあのほしのように)

いつかのあの星のように

(いっせーのーせーで)

いっせーのーせーで

(かなたこころまでいけ)

彼方、心まで行け

(きょうのきじょうろんしゃは)

今日の机上論者は

(みらいのかくめいか)

未来の革命家

(じぶんくらいしんじてみろ)

自分くらい信じてみろ

(なぁこわさはよわさじゃない)

なぁ、怖さは弱さじゃない

(こどうにしたがえばいいのさ)

鼓動に従えばいいのさ

(こころのままでいいのさ)

心のままでいいのさ

(つかみたいからゆめなんだ)

掴みたいから夢なんだ

(なにこうねんさきを)

何光年先を

(うばいにいこうぜ)

奪いに行こうぜ