sing for me

(かみさまがつくったぼくのいのちはかみのものか)

神様が創った僕の命は神のものか？

(だれのものなのか)

誰のものなのか

(ははのもとにやどったぼくのじんせいはははのものか)

母の元に宿った僕の人生は母のものか？

(なぁ おしえてくれよ)

なぁ、教えてくれよ

(じぶんじゃなにもきめられないまま)

自分じゃ何も決められないまま

(からだだけおとなになりました)

身体だけ大人になりました

(そんなぼくのこころにあしがはえたよ)

そんな僕の心に足が生えたよ

(そらはとべないしおよげもしないけど)

空は飛べないし、泳げもしないけど

(ぎたーかきならしてひゃくえんのぺんにぎれば)

ギターかき鳴らして100円のペン握れば

(きゅうせいしゅにだってなれるきがした)

救世主にだってなれる気がした

(ことばのみほしてわらったこころがね)

言葉飲み干して笑った心がね

(めろでぃーとてをつないでやっとないたの)

メロディーと手を繋いでやっと泣いたの

(ぼくはうそつきさ)

僕は嘘つきさ

(だからうたをうたうのだ)

だから、うたをうたうのだ

(いまならちゃんときみのめをみれるんだ)

今ならちゃんと君の目を見れるんだ

(うたにたくすのだ)

うたに託すのだ

(あきらめたよるもゆうきにかわるから)

諦めた夜も勇気に変わるから

(せかいじゅうにわかってほしくて)

世界中にわかってほしくて

(でもだれにもりかいされたくなかった)

でも誰にも理解されたくなかった

(いつかのぼくをすくったのは)

いつかの僕を救ったのは

(ろくじょうでつむいだうれないおんがく)

六畳で紡いだ売れない音楽

(よあけよりもさめないゆめがほしかったんだ)

夜明けよりも醒めない夢が欲しかったんだ

(あぁれっとうしょうそうあしをとられて)

あぁ、劣等焦燥　足を取られて

(いきさきさえわかんないのに)

行き先さえわかんないのに

(どうしてだろう)

どうしてだろう

(このしゅんかんだけはありのままでいられるんだ)

この瞬間だけはありのままで居られるんだ

(だからうたをうたうのだ)

だからうたをうたうのだ

(ただうたにともすのだ)

ただ、うたに灯すのだ

(うたをうたうのだ)

うたをうたうのだ

(あのひのうそもいだきしめていたから)

あの日の嘘も抱きしめていたから

(うたにいきるのだ)

うたに生きるのだ

(これこそぼくのいのちのひかりかた)

これこそ僕の命の光り方

(かみさまがつくったぼくのいのちは)

神様が創った僕の命は

(だれでもない)

誰でもない

(ぼくのものだ)

僕のものだ