水平線のような僕らへ

(あおくとおくきえるはてみてきみはいう)

青く遠く消える果て見て 君は言う

(あのふたつのあざやかなあおぼくらみたい)

「あの２つの鮮やかな青、ボクらみたい」

(はなれずとどかずきえてゆくそらとうみのすきま)

離れず届かず消えてゆく 空と海の隙間

(とどくことのないすいへいせん)

届くことのない水平線

(なりひびくかねのねが)

鳴り響く鐘の音が

(ただおわりをつげる)

ただ終わりを告げる

(でもいまきみにだけとどけたいおもいだから)

でも今、君にだけ届けたい想いだから

(まるで)

まるで

(はだしのままきぼうをえがく)

裸足のまま希望を描く

(しろくそまるせかいのなかで)

白く染まる世界の中で

(とまりかけたじかんがうごきだしてゆくきがした)

止まりかけた時間が 動き出してゆく気がした

(まじわることのないねがいがぼくらをそめあげてゆく)

交わることのない願いが 僕らを染め上げてゆく

(たったひとつのこのおもいだけは)

たった一つのこの想いだけは

(とどきますように)

届きますように

(しろくそまってくはてのなかきみがいた)

白く染まってく果ての中 君がいた

(はるかににじんだなみのようにまぶしくて)

遥かに滲んだ波のように 眩しくて

(はなれずとどかずとけてゆくきみとぼくのきょりは)

離れず届かず溶けてゆく キミとボクの距離は

(ふたりでつないだすいへいせん)

二人で繋いだ水平線

(それは)

それは

(あえないままみらいをえがく)

会えないまま未来を描く

(あるたいるとべがのように)

アルタイルとベガのように

(わすれかけたじかんがうごきだしてゆくきがした)

忘れかけた時間が 動き出してゆく気がした

(まじわることのないねがいはぼくらがそめあげてゆく)

交わることのない願いは 僕らが染め上げてゆく

(たったひとつのこのおもいだけを)

たった一つのこの想いだけを

(あおぞらときみのまつうみをなつでまぜあわせてく)

青空と君の待つ 海を夏で混ぜ合わせてく

(かなしいなみだでもきみのことははなさない)

悲しい涙 でも君のことは離さない

(ありふれたおもいでからなつをきりとったなら)

ありふれた思い出から 夏を切り取ったなら

(ふたりでつないだあのみらいのさきまで)

二人で繋いだ あの未来の先まで

(それは)

それは

(あえないままみらいをえがく)

会えないまま 未来を描く

(あるたいるとべがのように)

アルタイルとベガのように

(とまりかけたじかんがうごきだしてゆくきがした)

止まりかけた時間が 動き出してゆく気がした

(まるで)

まるで

(はだしのままきぼうをえがく)

裸足のまま希望を描く

(しろくそまるせかいのなかで)

白く染まる世界の中で

(えがいていたみらいがうごきだしてゆくきがした)

描いていた未来が 動き出してゆく気がした

(まじわることのないねがいがぼくらをそめあげてゆく)

交わることのない願いが 僕らを染め上げてゆく

(たったひとつのこのおもいがとどくように)

たった一つのこの想いが届くように

(たったひとつのこのおもいだけがとどきますように)

たった一つの この想いだけが届きますように

(どうか)

どうか

(きみに)

君に