夏の迷惑

(きしかいせいなつのふうぶつし)

起死回生、夏の風物詩

(ぼくがぼくにおくるえーる)

僕が僕に送るエール

(とどきますようにみのりますように)

届きます様に実ります様に

(きせつにこんがんきみにえいむ)

季節に懇願君にエイム

(ふてぶてしいけどゆるしてね)

ふてぶてしいけど許してね

(でもあざといだれかのせいでして)

でもあざとい誰かのせいでして

(とりみだしたいこんせいきいっぱつの)

取り乱したい今世紀一発の

(うちあげはなびをあげましょうか)

打ち上げ花火をあげましょうか

(ゆかたすがたにみとれてしまって)

浴衣姿に見惚れてしまって

(ほろほろとぼくはとけていった)

ホロホロと僕は溶けていった

(ゆびにからまったよーよーがなぜか)

指に絡まったヨーヨーがなぜか

(じゃまくさくみえてしまったんです)

邪魔くさく見えてしまったんです

(まってましたこんなかんじ)

待ってましたこんな感じ

(さがしてましたきみのめを)

探してました君の目を

(まってたっていみないし)

待ってたって意味ないし

(こいはもうもくなつのめいわく)

恋は盲目、夏の迷惑

(いったいいちじゃかてないし)

一対一じゃ勝てないし

(てきがそんなにいてもじしんないし)

敵がそんなにいても自信ないし

(からからになるまでえがおでいるけど)

カラカラになるまで笑顔でいるけど

(なみだをのみたいくらいです)

涙を飲みたいくらいです

(けがしたくないからけがはしないで)

汚したくないからケガはしないで

(なかなかうまくいかないのがいいね)

中々上手くいかないのがイイね

(よゆうなふりしてあせってじらして)

余裕なフリして焦って焦らして

(これがうわさのなつのめいわく)

これが噂の夏の迷惑

(ゆかたすがたにみとれてしまって)

浴衣姿に見惚れてしまって

(ほろほろとぼくはとけていった)

ホロホロと僕は溶けていった

(あまったるいよねとけたこのあいず)

甘ったるいよな溶けたこの愛図

(うそくさくなってしまったんだ)

嘘臭くなってしまったんだ

(きょうみないかこんなかんじ)

興味ないかこんな感じ

(さがしてますかぼくのめを)

探してますか僕の目を

(まってたっていわせたいし)

待ってたって言わせたいし

(こいはもうもくなつのめいわく)

恋は盲目、夏の迷惑