いつのか事

(あなたがみたくないと)

貴方が見たくないと

(いってたあのどらまも)

言ってた あのドラマも

(わたしたちみたいになってしまったね)

私たちみたいになってしまったね

(ふたりのはじまりは)

二人のはじまりは

(なにげないひびのすきまで)

何気ない日々の隙間で

(おもいだせないけど)

思い出せないけど

(たよりないあなたのよこがおがいとしくて)

頼りない貴方の横顔が愛しくて

(それだけでじゅうぶんで)

それだけで十分で

(だらしないねぐせでわたしをみつめて)

だらしない寝癖で 私を見つめて

(かわいたぬくもりでめをさまして)

乾いた温もりで 目を覚まして

(あやせないことばをのどおくにつめて)

あやせない言葉を喉奥に詰めて

(わたしねあなたのこと)

私ね あなたの事

(そんなにすきじゃなかったの)

そんなに好きじゃなかったの

(ほんとうはすきじゃなかったの)

本当は好きじゃなかったの

(あなたもこれいじょうだまされないで)

あなたもこれ以上騙されないで

(すきじゃなかったよ)

好きじゃなかったよ

(ぜんぶがきにいらないんだよ)

全部が気に入らないんだよ

(いまだけめをみていえないけどね)

今だけ目を見て 言えないけどね

(いままでやりのこしてたあなたとのよていも)

今までやり残してた あなたとの予定も

(ぜんぶくうはくになっちゃったし)

全部 空白になっちゃったし

(これからわたしはだれをおもっていけばいいかな)

これから私は誰を想っていけばいいかな

(もうつぎのひとにすがれない)

もう次の人に縋れない

(かえりみちいつもてをつないで)

帰り道いつも手を繋いで

(なにかとけんかもくりかえして)

何かと喧嘩も繰り返して

(ひつようのないかいわがふえて)

必要のない会話が増えて

(べたにふたりゆめみあって)

ベタに二人 夢見合って

(うわきはしないとかいってみても)

浮気はしないとか 言ってみても

(なみだがでるのはいつもわたし)

涙が出るのはいつも 私

(さよならもないままであなたのこと)

さよならも無いままで あなたの事

(そんなにすきじゃなかったの)

そんなに好きじゃなかったの

(ほんとうはすきじゃなかったの)

本当は好きじゃなかったの

(あなたもこれいじょうだまされないで)

あなたもこれ以上騙されないで

(すきじゃなかったよ)

好きじゃなかったよ

(ぜんぶがきにいらないんだよ)

全部が気に入らないんだよ

(いまだけめをみていえないけどね)

今だけ目を見て 言えないけどね

(ふたりになれないからごめんねっていうと)

二人になれないから ごめんねって言うと

(いままでありがとうってあなたはいう)

今までありがとうってあなたは言う

(それでいいんだよ)

それでいいんだよ

(それでいいんだよ)

それでいいんだよ

(わたしのいちぶにあなたはのこっているの)

私の一部にあなたは残っているの