ニヒル神楽

(みやこはまぶしくかげをころしつづける)

都は眩しく 影を殺し続ける

(このこえもとぎれるか)

この声も途切れるか？

(しずかにくらやみで)

静かに暗闇で…

(こどくをもとめつつみなにまじるわたしは)

孤独を求めつつ皆に交じる私は

(ちめいてきにさめてせかいをみくだしてた)

致命的に冷めて 世界を見下してた

(すべてをしるようにきょせいをはるすがたは)

すべてを知るように虚勢を張る姿は

(あしもとがおるすだなにがわるいの)

足元がお留守だ 何が悪いの？

(きえないきずかくしつづけて)

消えない傷隠し続けて

(ひとはえんじだますのです)

人は演じ騙すのです

(だいたんに)

大胆に

(ああこよいもおどれよ)

嗚呼 今宵も踊れよ

(にひるかぐら)

ニヒル神楽

(まうほどにあきられて)

舞うほどに 飽きられて

(きえてゆく)

消えてゆく…

(みやこはまぶしくかげをころしつづける)

都は眩しく 影を殺し続ける

(このこえもとぎれるか)

この声も途切れるか？

(しずかにくらやみで)

静かに暗闇で…

(うわぬりばかりだよ)

上塗りばかりだよ

(ゆめはあふれてるけど)

夢は溢れてるけど

(よごれたかんじょうは)

汚れた感情は

(いつでもいきをしてる)

いつでも息をしてる

(すべてたりてるのに)

すべて足りてるのに

(たいくつをゆるさない)

退屈を許さない

(ひとはよくばりだな)

人は欲張りだな…

(わたしもそうか)

私もそうか

(おわらぬつみかさねつづけて)

終わらぬ積み重ね続けて

(ひとはうまれかわるわけだ)

人は生まれ変わるわけだ

(ざんこくに)

残酷に

(さあこよいもさわごう)

さあ 今宵も騒ごう

(にひるかぐら)

ニヒル神楽

(まいあがれなにもかも)

舞い上がれ 何もかも

(わすれようぜ)

忘れようぜ？

(かなではいまでも)

奏では今でも

(こころにとどくのかな)

心に届くのかな？

(なんのためだれのためでもない)

なんのため 誰のためでもない

(きかせてよ)

聴かせてよ

(きえないきずかくしつづけて)

消えない傷隠し続けて

(ひとはえんじだますのです)

人は演じ騙すのです

(だいたんに)

大胆に

(ああこよいもおどれよ)

嗚呼 今宵も踊れよ

(にひるかぐら)

ニヒル神楽

(まうほどにあきられて)

舞うほどに 飽きられて

(きえてゆく)

消えてゆく…

(みやこはまぶしくかげをころしつづける)

都は眩しく 影を殺し続ける

(このこえもとぎれるか)

この声も途切れるか？

(しずかにくらやみで)

静かに暗闇で…