トアルトワ

(だーりんだーりん)

ダーリン　ダーリン

(とうきょうかんだなきながらひらいたかさまたあめ)

東京　神田　泣きながら　開いた傘　また雨

(ぽっとあいたあなだいたままただきみをまってた)

ポッと空いた穴　抱いたままただ　君を待ってた

(そっとうかんだなみだからひらいたはな)

そっと浮かんだ涙から開いた花

(そろそろはなたばにしてさ)

そろそろ花束にしてさ

(ささやかなきもちおくるよ)

ささやかな気持ち送るよ

(きょうはとおりあめしょうわどおりでさきいたよ)

今日は通り雨　昭和通りでさ　聞いたよ

(くれなずむとおくのはいうぇい)

暮れなずむ遠くのハイウェイ

(つめたいてとてをつないであるいてた)

冷たい手と手を繋いで　歩いてた

(きみとぼくのせいたいけいなみだいろのそうたいせいしりたくて)

君と僕の生態系　涙色の相対性　知りたくて

(いつもみてるかんじょうせんたわいのないじょうほうせん)

いつも見てる環状線　他愛のない情報戦

(ぼくらだけのほうほうでおわらせて)

僕らだけの方法で終わらせて

(さんでーまんでーいつだって)

サンデー　マンデー　いつだって

(まんせいばしできすをしてねえ)

万世橋でキスをして　ねえ

(おどろうぜとあるよるのえいえんのあいほらもうここにどあはない)

踊ろうぜ　とある夜の永遠の愛　ほらもうここにドアは無い

(あふれだしてとまらないおわらない)

溢れだして止まらない　終わらない

(まよいこんだわんだーらんどきみときみのいみをずっとてさぐりでさがしてる)

迷い込んだワンダーランド　君と君の意味をずっと手探りで探してる

(むずかしいことはないさむずかしいことはないさ)

難しいことはないさ　難しいことはないさ

(もどかしいほどせかいはひろいけどいまたしかめてみたいこのばしょで)

もどかしいほど世界は広いけど　いま確かめてみたい　この場所で

(そのにおいもひとみもやわらかなこえさえ)

その匂いも瞳も柔らかな声さえ

(なぞめいたままきえていくだけただきえていくだけ)

謎めいたまま消えていくだけ　ただ消えていくだけ

(いくせいそうのどくさいせいをｃｉａみたいにさぐるけど)

幾星霜の独裁制をCIAみたいに探るけど

(きみがわらったらそこでおわりさ)

君が笑ったらそこで終わりさ

(なにもわからないとわにわからないわからない)

何もわからない　永遠にわからない　わからない

(そしてまたきょうがおわってつめたいてとてをつないでここにいる)

そしてまた今日が終わって　冷たい手と手を繋いで　ここにいる

(えいえんなんていっしゅんでせんねんだっていっぷんで)

永遠なんて一瞬で　千年だって一分で

(めーでーめーでーぼくらにはたりないね)

メーデーメーデー　僕らには足りないね

(ないてさいていなひびだってまんせいばしできすをしてねえ)

泣いて最低な日々だって万世橋でキスをして　ねえ

(さんでーまんでーいつだってまんせいばしできすをしてねえ)

サンデー　マンデー　いつだって万世橋でキスをして　ねえ

(ねえ)

ねえ！

(おどろうぜとわのよるのとあるさいんだれもしらないすとーりーらいん)

踊ろうぜ　永遠の夜のとあるサイン　誰も知らないストーリーライン

(あなのあいたあんごうでつむいでく)

穴の開いた暗号で紡いでく

(うかぶこうど２０まいるぼくのふるえるてをきみはわらってる)

浮かぶ高度20マイル　僕の震える手を君は笑ってる

(ゆきさきはさあこんやどこにしようかさあこんやどこにとぼうか)

行き先は　さあ今夜どこにしようか　さあ今夜どこに飛ぼうか

(もどかしいほどせかいはひろいけどでもいまはこのそらで)

もどかしいほど世界は広いけどでもいまはこの空で

(ただきみとながめてるはなたばを)

ただ君と眺めてる　花束を

(はなたばを)

花束を