太陽 槇原敬之
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歌詞(問題文)
(ぼくらにかかったあまぐもは)
僕らにかかった雨雲は
(すべてをかくしためした)
すべてを隠し試した
(しんじたものすべてうそにするなら)
信じたもの全て嘘にするなら
(このあめをやませてやると)
この雨をやませてやると
(ぼくはそのときおもいかえした)
僕はそのとき思い返した
(あのよぞらにおいやられ)
あの夜空に追いやられ
(にげるくもさえきれいにそめる)
逃げる雲さえきれいに染める
(ゆうやけをみたことを)
夕焼けを見たことを
(うつくしさはかわらない)
美しさは変わらない
(もしもかわるとすれば)
もしも変わるとすれば
(それをうつすひとのきもちが)
それを移す人の気持ちが
(かわるだけだから)
変わるだけだから
(なにももとめずになにもかわらずに)
何も求めずに何も変わらずに
(いつもぼくらをてらすたいようを)
いつも僕らを照らす太陽を
(このくらやみのなかあめにうたれながら)
この暗闇の中雨に打たれながら
(ずっとまちつづけた)
ずっと待ち続けた
(そうしていまぼくらはあかるいひざしのなかで)
そうして今僕らは明るい日差しの中で
(ずぶぬれになったぼくに)
ずぶぬれになった僕に
(かわらないあのぬくもりを)
変わらないあのぬくもりを
(またかんじはじめていた)
また感じ始めていた
(たしかにいちどもまよわずに)
確かに一度も迷わずに
(いられたわけじゃないんだ)
いられた訳じゃないんだ
(うたがうことでほんとうのことが)
疑うことで本当の事が
(たしかめられるときもある)
確かめられる時もある
(たとえばあのときのあまぐもが)
例えばあの時の雨雲が
(ぼくらにかからなければ)
僕らにかからなければ
(まえよりつよいこのきもちを)
前より強いこの気持ちを
(かんじられていただろうか)
感じられていただろうか
(だれかのためのしあわせを)
誰かのための幸せを
(あたりまえのようにいのりたい)
当たり前のように祈りたい
(いまのぼくにひつようなのは)
今の僕に必要なのは
(ただそのひとつだけ)
ただその一つだけ
(なにももとめずになにもかわらずに)
何も求めずに何も変わらずに
(いつもぼくらをてらすたいようを)
いつも僕らを照らす太陽を
(このくらやみのなかあめにうたれながら)
この暗闇の中雨に打たれながら
(ずっとまちつづけた)
ずっと待ち続けた
(そうしていまぼくはあかるいひざしのなかで)
そうして今僕は明るい日差しの中で
(このぬくもりをあたりまえに)
このぬくもりをあたりまえに
(かんじていたぼくにはじめてきづいた)
感じていた僕に初めて気付いた
(いままでいちどもじぶんに)
今まで一度も自分に
(うそをついたことはないか?)
嘘をついたことは無いか?
(ちがうのにただしいと)
違うのに正しいと
(やりすごしたことはなかったか?)
やり過ごしたことは無かったか?
(といかけたときぼくはきづく)
問いかけた時僕は気付く
(よろこびもかなしみも)
喜びも悲しみも
(じぶんがすべてえらびこころに)
自分がすべて選び心に
(まねきいれていることに)
招き入れていることに
(なにももとめずになにもかわらずに)
何も求めずに何も変わらずに
(いつもぼくらをてらすたいようを)
いつも僕らを照らす太陽を
(このくらやみのなかあめにうたれながら)
この暗闇の中雨に打たれながら
(ずっとまちつづけた)
ずっと待ち続けた
(あてのないふあんでたやすくかわるような)
当てのない不安で容易く変わるような
(ものはぼくはもうしんじたくない)
ものは僕はもう信じたくない
(ぼくのみあげたそらにたいようがあるから)
僕の見上げた空に太陽があるから
(それがとてもうれしいから)
それがとても嬉しいから