花と散る
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歌詞(問題文)
(さあうそめくしんのぞうを)
さあ嘘めく心の臓を
(きなるこいのゆめを)
奇なる恋の夢を
(かざるようにだまして)
飾るように騙して
(ああ)
「ああ」
(わすれたくないこと)
忘れたくないこと
(わすれたいことがまたふえていく)
忘れたいことがまた増えていく
(きょうもむすうのひかりをならべてねむる)
今日も無数の光を並べて眠る
(どうでもいいけれどわたしいがいみんなしあわせそうね)
「どうでもいいけれど私以外皆幸せそうね」
(なんていってみたりしてほぞをかむ)
なんて言ってみたりしてほぞを噛む
(こわれぬようにあいしてあいして)
壊れぬように愛して 愛して
(ことばじゃいえないこのいたみをしずめて)
言葉じゃ癒えないこの痛みを鎮めて
(ゆめをみるのにどうしてどうして)
夢を見るのにどうして どうして
(めをつぶらなきゃだめかわかった)
目を瞑らなきゃ駄目かわかった
(うしなってはふえる)
失っては増える
(さじなうらみやむかちなせっさくが)
些事な憾みや無価値な拙作が
(きょうもぐまいなわたしをうごかすみたい)
今日も愚昧な私を動かすみたい
(どうでもいいことで)
どうでもいいことで
(いきてたくもしにたくもなるよな)
生きてたくも死にたくもなるよな
(なんかいっそのことわすれさせて)
なんかいっそのこと忘れさせて
(なにがたりない)
「何が足りない?」
(いきるだけでもいいんじゃない)
「生きるだけでも良いんじゃない?」
(だれのことばをまっている)
「誰の言葉を待っている?」
(いつかむねにひめたこんなねがいが)
いつか胸に秘めたこんな願いが
(のろいのようにむしばんでいく)
呪いのように蝕んでいく
(はじまりのひにかえしてかえして)
始まりの日に還して 還して
(できないのならはいしてはいして)
出来ないのなら排して 排して
(こわれるほどにあいしてあいして)
壊れるほどに愛して 愛して
(あすをみうしなうくらいにひかりをともして)
明日を見失うくらいに光を灯して
(ゆめをみるのにどうしてどうして)
夢を見るのにどうして どうして
(こころがくるしいのだろう)
心が苦しいのだろう
(さあ)
「さあ?」
(だれもしりえない)
誰も知り得ない
(そりゃわかっちゃいるけど)
そりゃわかっちゃいるけど
(こたえをさがしてはまためいろにおちていく)
答えを探してはまた迷路に落ちていく
(ねえだれかがうたうでしょ)
ねえ誰かが歌うでしょ
(そうゆめはうつくしい)
そう「夢は美しい」
(そんなのはかなえられたひとのざれごとなんだよ)
そんなのは叶えられた人の戯言なんだよ