裏表ガール / 花譜

(たのしかったこと さびしかったこと)

楽しかったこと 寂しかったこと

(なにもかもをきかせたいの ここからはもうばらばらみたいだね)

何もかもを聞かせたいの ここからはもうバラバラみたいだね

(さくらがまうはるのごご わたしだけどわたしじゃないんだ)

桜が舞う春の午後 私だけど私じゃないんだ

(それでももうはなれやしないの さきほこるなもないはなにはろー)

それでももう離れやしないの 咲き誇る名も無い花にハロー

(ふらっしゅしてるにちじょうはぜんぶ まじわらないうらとおもて)

フラッシュしてる日常は全部 交わらない裏と表

(どっちでもきっとたのしさだけ このさきもかわらないよね)

どっちでもきっと楽しさだけ この先も変わらないよね

(そばにはいつもおんがくがあって それすらふへんじゃないんだね)

そばにはいつも音楽があって それすら不変じゃないんだね

(これからのことそうぞうできないの もうどこにもいないかもね)

これからのこと想像できないの もうどこにもいないかもね

(それならきっとすきなものに かこまれてただあるきたいね)

それならきっと好きなものに 囲まれてただ歩きたいね

(かわりゆくたいせつなものへはろー さくらみたいにいっしゅんのこうけい)

変わりゆく大切なものへハロー 桜みたいに一瞬の光景

(ほんとうはひょうりいったいのしんぞう どっちでもきっとたのしさだけ)

本当は表裏一体の心臓 どっちでもきっと楽しさだけ

(このさきもいっしょだ)

この先も一緒だ

(すきなうたもできた たくさんのひととつながった)

好きな歌もできた たくさんの人と繋がった

(このきずもこのなみだも このきもちはぜんぶわたしのものだ)

この傷もこの涙も この気持ちは全部私のものだ

(そのせかいをしんじて いままでかんそくしてくれたあなたへ)

その世界を信じて 今まで観測してくれたあなたへ

(わたしだけどわたしじゃないんだ それでももうはなれやしないの)

私だけど私じゃないんだ それでももう離れやしないの

(さきほこるなもないはなにはろー)

咲き誇る名も無い花にハロー

(これからもずっとすきなものに かこまれてただうたいたいの)

これからもずっと好きなものに 囲まれてただ歌いたいの

(たくさんのあいをくれたあなたに はろーはろーはろー)

沢山の愛をくれたあなたに ハロー　ハロー　ハロー

(ふらっしゅしてるにちじょうは ぜんぶたいせつなうらおもて)

フラッシュしてる日常は 全部大切な裏表

(りゆうなんてふたしかだ それでもわたしはうたうのだ)

理由なんて不確かだ それでも私は歌うのだ

(そんなはるのごごにまたね)

そんな春の午後にまたね