花

(はなのなまえはなんだったろう)

花の名前は　何だったろう

(おもいだすのはあわいきいろ)

思い出すのは　淡い黄色

(ちいさなまどによくにあうから)

小さな窓に　よく似合うから

(そういってきみがくれたんだっけ)

そう言って君がくれたんだっけ

(ひとりにしたくはないけど)

一人にしたくはないけど

(どこかでよぶこえがするよ)

どこかで呼ぶ声がするよ

(きみのせいじゃないから)

君のせいじゃないから

(いちびょういっしゅんひとめでもいいから)

一秒　一瞬　一目でもいいから

(わらいがおをみせてよ)

笑い顔を見せてよ

(ぼくらがこんなにわかりあえたこと)

僕らがこんなに分かりあえたこと

(ずっとみていたはな)

ずっと見ていた　花

(ぼくのなまえはなんだったろう)

僕の名前は　何だったろう

(おもいだすのはきみのえがお)

思い出すのは　君の笑顔

(きみのすがたをわすれるまえに)

君の姿を　忘れる前に

(はなのなまえをおしえてよ)

花の名前を教えてよ

(だれかがわるいわけじゃない)

誰かが悪いわけじゃない

(そんなことならぼくだってしってる)

そんなことなら僕だって知ってる

(きみのせいじゃないから)

君のせいじゃないから

(いちびょういっしゅんひとめでもいいから)

一秒　一瞬　一目でもいいから

(わらいがおをみせてよ)

笑い顔を見せてよ

(ぼくらがこんなにわかりあえたこと)

僕らがこんなに分かりあえたこと

(ずっとみていたはな)

ずっと見ていた　花

(どんなとこへもいっしょにいけたよね)

どんなとこへも一緒に行けたよね

(どんなことでもふたりでやれたよね)

どんなことでも二人でやれたよね

(ずっとなにもかわらないとおもってた)

ずっと何も変わらないと思ってた

(きみもぼくもあのはなでさえも)

君も　僕も　あの花でさえも

(いちねんひとつきいちにちでもいいから)

一年一月一日でもいいから

(ぼくのかわりをしてよ)

僕の代わりをしてよ

(あのこがだれかとわらいあえるように)

あの子が誰かと笑い合えるように

(ずっとみててよはな)

ずっと見ててよ　花