大事なものは目蓋の裏

(あなたのまえになにがみえる)

あなたの前に何が見える？

(いろとりどりのみりょくあふれるせかい)

色とりどりの魅力　溢れる世界？

(だいじなものはまぶたのうら)

大事なものは目蓋の裏

(こうしてとじればみえてくる)

こうして閉じれば見えてくる

(てんめつしてるひかりのなかでも)

点滅してる光の中でも

(あなただけはきえなかった)

あなただけは消えなかった

(だいじなものはまぶたのうらから)

大事なものは目蓋の裏から

(そうしてだいじにおぼえてる)

そうして大事に覚えてる

(わたしはここよここにいるの)

私はここよここに居るの

(あついくもがすぐそこまできてるわ)

厚い雲がすぐそこまで来てるわ

(ねむってはだめねむってはだめよ)

眠ってはだめ　眠ってはだめよ

(うつろなめがまばたきをはじめる)

虚ろな目がまばたきを始める

(ゆめをみるにはまだはやいわ)

夢を見るにはまだ早いわ…

(けっきょくすべてはしんじること)

結局全ては信じること

(はなれることでちかくなった)

離れることで近くなった

(きずなもいまははっきりみえる)

絆も今ははっきり見える

(わたしだけがしってるばしょがある)

私だけが知ってる場所がある

(だいじなものはまぶたのうらからゆめじゃない)

大事なものは目蓋の裏から夢じゃない

(いますぐにみつかるだいじなばしょ)

今すぐに見つかる大事な場所

(わたしはここよここにいるの)

私はここよここに居るの

(いちわのとりがこをえがいてゆくわ)

一羽の鳥が弧を描いてゆくわ

(だまってはだめだまってはだめよ)

黙ってはだめ黙ってはだめよ

(ゆめのつづきはそのめでみればいい)

夢のつづきはその目で見ればいい

(まいごのわたしはでぐちをさがして)

迷子の私は出口を探して

(がむしゃらにいばらをあるく)

我ム者ラに茨を歩く

(ながれるこのちはあふれたかんじょう)

流れるこの血は溢れた感情

(どうしてこんなにあせっているの)

どうしてこんなに焦っているの？

(わたしはここよここにいるの)

私はここよここに居るの

(あついくもがすぐそこまできてるわ)

厚い雲がすぐそこまで来てるわ

(ねむってはだめねむってはだめよ)

眠ってはだめ眠ってはだめよ

(うつろなめがまばたきをはじめる)

虚ろな目がまばたきを始める

(わたしはここよここにいるの)

私はここよここに居るの

(いちわのとりがこをえがいてゆくわ)

一羽の鳥が弧を描いてゆくわ

(いってはだめよいってはだめよ)

逝ってはダメよ逝ってはダメよ

(らくえんなんてどこにもないわ)

楽園なんてどこにもないわ

(さいごはまぶたをとじるとき)

最後は目蓋を閉じる時…

(ごめんなんてあやまるわたしをゆるして)

ごめんなんて謝る私を許して・・・

(しあわせにおちてゆく)

幸せに堕ちてゆく