太陽の季節

(あてなききはくたれながしうごかぬからだもてあまし)

あてなき気迫たれ流し　動かぬ体もてあまし

(じわりとくるぜとしごとに)

じわりとくるぜ年ごとに

(たいようのきせつむだなどりょくいつまでも)

太陽の季節　無駄な努力いつまでも

(たいようのきせつおまえいつでもどこでもものほしげ)

太陽の季節　お前いつでもどこでも物欲しげ

(しってるぜおれはそんなことは)

知ってるぜ俺はそんなことは

(しらねぇでかそんなことは)

知らねぇでかそんなことは

(つらきほんじつあてなききはくちからなきひびなまみのからだ)

つらき本日あてなき気迫　力なき日々生身の体

(うせいくきりょくたいようのきせつとおきしんじつ)

失せ行く気力　太陽の季節　遠き真実

(たいようのきせつおれはいつでもどこでもものほしげ)

太陽の季節　俺はいつでもどこでも物欲しげ

(かねもちになるのがおまえのゆめだった)

金持ちになるのがお前の夢だった

(えらくなるのがおまえのゆめだった)

えらくなるのがお前の夢だった

(ああそうだろうそりゃあそうだろうよ)

ああそうだろう　そりゃあそうだろうよ

(むのうをたてとするわれらがじょうねつ)

無能を盾とする我らが情熱

(おめえはわかいわかすぎるけいけんだこのよは)

おめえは若い　若過ぎる　経験だこの世は

(にがしかなしとそいねをかさね)

苦し悲しと添い寝を重ね

(たいようのきせつうせいくきりょくやぶれたやぼう)

太陽の季節　失せ行く気力　敗れた野望

(たいようのきせつわれらがつくるこのよのはれすがた)

太陽の季節　我らが造るこの世の晴れ姿

(なえたこころをひきずりひきずって)

萎えた心を引きずり引きずって

(おとこのろまんがきいてあきれるぜ)

男のロマンが聞いて呆れるぜ

(ああそうだろうそりゃそうだろう)

ああそうだろう　そりゃそうだろう

(あほうをむねとするおまえのじょうねつ)

アホウを旨とするお前の情熱

(やぶれはてたるひびをかぞえいとおしむすがた)

敗れ果てたる日々を　数えいとおしむ姿

(くらすだけならそりゃいくらもくらせるさ)

暮らすだけなら　そりゃいくらも暮らせるさ

(おまえがつくるこのよのはれすがた)

お前が造るこの世の晴れ姿

(あてなきひびをたれながしゆびをくわえてたれながし)

あてなき日々をたれ流し　指をくわえてたれ流し

(おいてからだのくちはてるまで)

老いて体のくち果てるまで

(たいようのきせつぼけゆくあたまうごかぬからだ)

太陽の季節　ボケゆく頭　動かぬ体

(たいようのきせつじゆうなせかい)

太陽の季節　自由な世界

(たいようのきせつたいようのきせつたいようのきせつ)

太陽の季節　太陽の季節　太陽の季節

(しっててがくぜんめとめであいずさ)

知ってて愕然　目と目で合図さ

(われらがきせつたいようのきせつ)

我らが季節　太陽の季節

(われらがきせつたいようのきせつ)

我らが季節　太陽の季節